10歳若返る健康法
どう見ても60代には見えない米山公啓先生が実践している健康法。
Wikipediaによると1952年生まれとのことなので、やはり驚異的な若さ。
食事や運動、習慣を少し変えるだけで、10歳の若い自分になれるのでしょうか。
食事
■3回に1回だけ「ご飯の量を減らしてみる」
・満腹まで食べた場合と腹六分まで食べたネズミの寿命を調べた
・腹六分まで食べたグループは満腹よりも約2倍寿命が伸びた
・食べすぎると命を削る可能性がある
■ニンジンを食べる
・ニンジンなどの緑黄色野菜が不足するとシミやシワなど肌の老化が起きる
・老化の原因活性酸素を抑えるベータカロチンが緑黄色野菜には豊富
・毎日120g程度は摂取する
■バナナやキウイは余分な塩分を抑える
・塩分を取りすぎると高血圧になりやすいなどのデメリットがある
・バナナやキウイにはカリウムが含まれていて、塩分を外へ排出してくれる
■グラス1杯のお酒は身体にいい
・適量のお酒を飲むときがいちばん死亡率が低い
・適量の目安は1合=180ml、つまりグラス1杯程度がいい
運動
■呼吸に合わせて1日に20分ウォーキング
・運動すると基礎代謝が上がる
・セロトニン(リラックスさせる物質)も促される
・「吸って、吸って、吐いて、吐いて」と「右、左、右、左」のリズムを合わせると効果的
■鼻呼吸をする
・鼻腔は繊毛などでウィルスの侵入を防いでくれる
・喉には血中のウィルスを退治する白血球を作る扁桃腺がある
・空気中のウィルスから扁桃腺も守ることができる
■座らず立つ
・立っている時間を1日に2.5時間増やすと350kcal消費される
・テレビを見るときもなるべく立ってみる
習慣
■寝る直前の30分間はのんびりする
・眠りにつく直前まで作業(テレビを見るなど)をしない
・交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)を切り替える時間が必要
■定期的に掃除する
・雑巾がけなどの反復運動でセロトニンが分泌される
・片付くと気持ちいいと中枢神経が刺激され、気持ちが前向きになる
・体を動かすので、頭と心の疲れが取れる
■1日に1つクリアできる目標を作る
・ドーパミンが分泌されると意欲的になれる
・目標を立てて、クリアするたびに丸印をつけるだけで分泌される
■2ヶ月に1回は「泣ける映画」を観る
・泣くことで、ストレスホルモンの分泌が減る
・「泣ける本」や「泣ける映画」を利用して泣いてみる
・テーマは自分がこれまでに味わった悲しいことを思い出させてくれるものがおすすめ
南雲吉則先生の「20歳若く見えるために私が実践している100の習慣」と、
いくつか似たポイントがあることが興味深いです。
食事を取り過ぎないことや、激しいスポーツをしないことなどは
基本のポイントみたいですね。
活性酸素を抑える食事を心がけることなども共通ポイントかもしれません。
100の習慣と同じく、比較的実勢しやすい方法が取り上げられています。