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放射性核種を排出するための三つの方法

2012-06-30 | 震災・原発 | By: sorakuma


チェルノブイリ被害実態レポートに、体内に取り込んでしまった放射性物質をの排出を促すための方法が記載されています。
レポートからポイントを抜粋してみました。

1.食品中の安定的な元素量を増やすことで、リスクのある放射性核種が体内に取り込まれるのを防ぐ。
セシウムに対する防御:カリウムやルビジウムの摂取
ストロンチウムに対する防御:カルシウムの摂
※ただし、カルシウムの摂取は、心筋梗塞のリスクを高めるという話もあります。
プルトニウムに対する防御:三価鉄の摂取

2.放射性核種を吸着する様々な栄養補助食品を用いる。
アップルペクチンの摂取

3.放射性核種を「洗い流す」ために、煎じた飲料やジュースその他の液体、および食物繊維を強化した食品の摂取を増やす。

効果的な方法は、汚染されていない土地で過ごすこと、汚染されていない食物を摂取すること。
そしてここで語られる方法の一つが、アップルペクチンを摂取すること。

アップルペクチンを継続的に摂取することで、体内のセシウムを吸着し、排出する効果があります。
※ただし、その弊害として、血液中のカリウム、亜鉛、銅、鉄もあわせて排出してしまうようです。
あわせてこれらの栄養素をバランスよくとることを覚えておきましょう。

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放射性核種の除去(あるいは体内除染)とは、大便や尿などの排泄を介して、体内に取り込んだ放射性核種の除去を促進するために調整された薬剤を用いることである。放射性核種による極端な汚染に対する治療には、効果の高い特定の方法がいくつか知られている。たとえば、セシウムの除去には鉄化合物ストロンチウム(Sr)にはアルギネート類や硫酸バリウムプルトニウムにはイオン交換樹脂などである。これらの方法は、短時間で急激に汚染された場合には効果がある。

しかし、ベラルーシ、ウクライナ、ヨーロッパ側ロシアのような、ひどく汚染された地域については事情が異なる。汚染地域では微量の放射性核種(そのほとんどがセシウム137)による日々の被曝を避けることは事実上不可能であり、食物を介して(最高で94%)、飲み水によって(最高で5%)、呼吸によって空気から(約1%)体内に取り込まれる。

地元の農産物に高レベルのセシウム137が含まれているため、第一に子どもたちにとって、また汚染地域に住むすべての人々にとって、放射性核種の体内への蓄積はたいへん危険だ。体内に取り込まれた放射性核種は、現在、汚染地域における公衆衛生を悪化させる第一の要因になっており、被曝の影響を減らす可能性のある方法はすべて用いるべきである。

子どもの体内に蓄積されるセシウム137が、体重1キログラムあたり50ベクレルに達すると、生命維持に必須の諸器官(循環器系、神経系、内分泌系、免疫系)、ならびに、腎臓、肝臓、眼、その他の臓器に病理的変化があらわれることが明らかになっている(Bandazhevskaya et al., 2004)。
ベラルーシ、ウクライナ、ヨーロッパ側ロシアの、チェルノブイリ事故で汚染された地域では、この程度の放射性同位体の体内への蓄積は今日でも珍しくない。
そのため、可能なあらゆる手段を用いて、これらの地域に住む人々の放射線核種の体内蓄積レベルを低下させる必要がある。子どもと大人の食事内容が同じである場合、子どもは体重が軽く、また新陳代謝が活発なので、地元で生産された食材から受ける被曝線量は大人の5倍に達する農村に暮らす子どもが受ける被曝線量は、都市部の同年齢の子どもより5倍から6倍も高い。
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チェルノブイリ被害実態レポートでは、ペクチンによる放射性核種除去の結果について、次のようにまとめられています。

1.世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)の合同食品添加物専門家会議は、2年間の臨床試験にもとづいて、ペクチン性腸内吸着物質の日常的な使用は効果的であり、かつ無害であると発表した。
2.ウクライナとベラルーシでは、体内に蓄積した放射性核種の排泄を促す物質として、ペクチンをベースとする様々な製剤が研究されている。
4.ペクチンを継続的に摂取することで、子どもの体内のセシウム137による放射能レベルが低下する

5.ペクチンを与えたグループとペクチンを与えなかったグループを比較して、セシウム137のレベルを低減させる効果が50%高くなった
6.ペクチンを16日間摂取し続けることで、、セシウム137の体内蓄積量において有意な減少がみられ、心電図も著しく改善した
8.ペクチン性腸内吸着物質は、セシウム137だけでなく、生命維持に必要な微量元素まで除去してしまうのではないかと懸念されていた。
試験での結果、子どもたちの血液中のカリウム、亜鉛、銅、鉄の良好なバランスを損ねないことがわかった。
10.ペクチンを摂取したグループにおけるセシウム137の相対的な減少は、それぞれ平均値で32.4%、中央値で33.6%だった。
これに対し、プラセボを与えられたグループにおける減少はそれぞれ14.2%(平均値)および13.1%(中央値)にとどまった。

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Amazonなどでは錠剤としても販売していますが、可能なら日々、自然のりんごで取りたいものです。

継続的にアップルペクチンを摂取するのは難しい場合もあるかもしれません。
そんな時は、こんなキャンディも。

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