6.29 大飯原発再稼働反対デモ 野田総理、人々の『声』を聴け
明後日に控えた原発再稼働予定。今週もいっそう大規模に再稼働反対デモが行われました。
毎週金曜日、再稼働に抗議する人々が集います。
集まる人、人、人。
人々の長蛇の列となり、総理官邸、内閣府を超え、国会議事堂付近まで続きます。
大飯原発3号機の再稼働を阻止するため、人々は集まりました。
はじめて参加する母子。
政治家もいち国民として参加。
戦後、これだけの人々が集まったことはあったでしょうか。
手に持つのは手製のビラ。組合でも団体でもありません。国民一人ひとりが集まったのです。
遠く茨城から駆けつけた人も。
集まっているのは、声をあげているのは、一般市民ひとりひとりです。
野田総理の耳には、『声』として届かないのでしょうか。
日本を守るため、原発の再稼働を止めるため、人々は自分たちの意志であつまりました。
『1960年安保以来、52年絶えて久しかった、市民によるデモである』鳥越氏はそのように語ります。
生粋の市民によるデモ。それこそが、日本に住む人々ひとりひとりの声であるはずです。
この声が『音』としか聞こえないのであれば、それはもはや政治家ですらありません。