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iPhone5は米スプリントに一定期間独占供給という噂。日本では?

2011-10-04 | PC / Mobile | By: sorakuma

ガジェット速報さんで、ウォールストリートジャーナル購読版からの驚くべきニュースをキャッチしていました。

iPhone5はスプリントに一定期間独占供給&WiMAX対応、HSPA+対応のiPhone5は来年リリース ―ウォールストリートジャーナルが報じる
http://ggsoku.com/2011/10/iphone5-wimax/

* * * *
日本ではKDDIが採用している通信規格である「CDMA2000」を同じく採用する米国通信会社スプリントが、Appleに200億ドル、日本円にして約1兆5200億円を支払い独占契約に漕ぎ着けたとウォールストリートジャーナルが報じています。更に、その契約によると3000万台のiPhone5の在庫を全て引き受けるとしており、一定期間スプリントが独占的に新型iPhone5を販売するとのこと。

また、スプリントに独占供給されるiPhone5にはWiMAXモジュールが提供され「iPhone5は4G対応」を掲げる模様。独占供給期間終了後には、W-CDMA陣営(日本ではドコモ・ソフトバンク)にHSPA+に対応したiPhone5を供給すると報じています。

iPhone5のスペックは以下の通り

・A5プロセッサよりも速いCPU
・より大きな解像度を有する4インチディスプレイ(LG製NOVAディスプレイに似ているが、メーカー不明)
・1GBのメインメモリ
・全体的に少し大きくなるが、薄くて、大容量のバッテリー搭載
・32GBの標準ストレージ
・iPhone5でのみ利用可能なソフトウェアと、そのAPI
・ホームボタンに一体化されたアシストボタン
(イメージ的には、デジカメの半押し・本押しのシャッターボタンとのこと。
デジカメでピピッとオートフォーカスを作動させ、その後、深く押してシャッターを切るアレです。)

この内容が、現実の物となればauもCDMA2000陣営としてなんらかしら絡んでいる可能性が高く、WiMAXに対応したiPhone5がauに一定期間独占供給される可能性が浮上しました。
* * * *
WSJ購読版の記事は読めませんが、その記事を紹介したBGRの記事は閲覧することができます。
http://www.bgr.com/2011/10/03/sprint-guarantees-to-buy-over-20-billion-in-iphones-from-apple-launching-the-iphone-5-exclusively/

これはすごい!

もちろん現段階で未確定情報ではあります。それでもiPhoneのスペックの情報もそうですが、Sprint社がiPhone5を文字どおり破格の条件で独占契約をしていたというなら、おそらく日本でも同様の契約がなされているのではないか、ということが考えられます。


au がiPhone4Sだけでなく、iPhone5の独占契約を行なっていることがあるだろうか?と考えると、大いに有り得ると言えます。

au は、HTC携帯などで既にWiMAXとのテザリングを実現させていますし、世界的に供給不足となるiPhoneを一時的にせよ一社独占契約を締結できるのであれば、Sprint社が黒字化するまで2014年までかかるような、まさに社運をかけた挑戦をおこなっている可能性は十分ありそうです。

しかし、これが事実であればiPhoneは想像以上の劇薬になるのかもしれません。
Sprint社は自社のユーザ5000万人に対し、3000万台のiPhoneを提供するために、ありとあらゆる施策を打つことになると思いますが、それは同時に既存の携帯メーカーとの関係を悪化させ、機種変更や契約変更を促進するための限界まで利益を削ったサービスの提供を余儀なくされるかもしれません。

au が、年間数百万人という単位でiPhone5への契約の乗り換えを推進する場合、上記のSprint社の直面する課題がそのままauにもあてはまることになります。
果たしてau はそれだけのリスクを飲み込んでいるのでしょうか?

いずれにしろ、今は日本時間の5日未明に明らかになるであろう新たなiPhoneの発表を待ちたいと思います。
発表を前に、こんなに『すごいこと』になるとは、もはや思ってもいませんでした…。

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