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【CTBT放射性核種探知観測所】大気中への凄まじい放射能汚染の実態と、今なお続く放射能の拡散について

2012-02-29 | 震災・原発 | By: sorakuma

2月27日、高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所からの2月22時点の汚染データが公開されました。

「高崎に設置されたCTBT放射性核種探知観測所における放射性核種探知状況」(2月22日時点)
http://www.cpdnp.jp/pdf/120227Takasaki_report_Feb22.pdf

まず注目したいのは、事故直後の大気中への凄まじい放射能汚染の実態です。
3月、4月と、桁違いの放射能が放出が続いていることがわかります。
クリックすると画像が拡大されます。

いずれも深刻な放射能汚染が続いていた時期ですが、とりわけ3月15日、3月20日~23日、3月29日~30日、そして4月に入ってからも深刻な汚染の拡散が続いています。

テルル129(半減期69.6分)やテルル129m(半減期33.6日)といった、半減期の短い核種について、少なくとも8月まで検出が続いており、断続的に9月、10月にも検出されています。

セシウムについても、未だ止むことなく検出が続いています。
最新のデータである2月最終週のデータは、セシウムの検出量は減少するどころか増加しています。

そして、何より私たちが知らなければならないことは、これが土壌ではなく、『大気のデータ』であるということです。
大気中の放射能汚染に対する対策は十分でしょうか?

肺へ取り込んだ放射能は、容易に排出されることはありません。
高崎は、東京からわずか100キロほどの距離。北風が吹けば、風に乗って東京へ吹き降ろしていきます。

これから本格的に花粉のシーズンとなり、放射能汚染の懸念も増大します。
花粉症対策用のマスクで構いません。できる範囲で構いません。対策をしましょう。



花粉症対策用マスクで花粉に付着した放射能を防ぐ

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