古米価格が暴騰の気配
2010年に採れたコメの価格が一層高騰、現状は暴騰の気配を見せています。
2011年のコメ収穫期を前に平成22年産のコメ価格が高騰|FNNニュース
食卓に広がる原発事故による不安は、日本の主食・コメにも及んでいる。まもなく2011年の収穫期を迎えるが、東日本大震災以降、2010年に採れたコメの価格が高騰している。
しかし、2011年は、もう1つ深刻な問題があった。
この早場米をめぐっては、早ければ今週中にも放射性物質の検査が行われるという。
コメの検査は、収穫前のサンプル検査で高い値が検出されると、さらに重点検査が実施される。
ここで、暫定規制値を超えると、市町村単位で出荷停止となる。
この業者が何とか確保したというのは、平成22年産の米。
2011年のコメの安全性に消費者から不安の声も上がる中、今、平成22年産のコメが争奪戦になっている。
新潟産コシヒカリを例にとると、震災前の1月と比較して、価格は5割近くも上昇している。
外食産業ではかなり早い段階で話題になっていましたが、市場の小売価格にも高騰の影響が既に顕れはじめました。
→新米が売れない→放射能の危険性のない古米を市場は求める
というところまでは容易に想像できます。ここから考えられそうなのは、
→新米を古米と偽って販売or東北産の米を九州産と偽って販売or他の米と混ぜて販売→露見してニュースとなり、ますます米に関して不信感が広まる→TPPを導入して海外産の安い米を購入しよう→日本の米農家が壊滅…
という流れです。むしろ政府は狙ってこの状況を作っているのではないかとさえ思います。この状況は日本のもともと高くない食料自給率を極限まで減少させてしまうのではないでしょうか。
日本食を代表するものは、米と魚です。それが共に汚染の危機にさらされているのは、何か作為的なものすら感じます。
一昔前、米不足からタイ米を食した時期がありましたが、それに匹敵する米騒動が、再び起こるかもしれません。
【精米】北海道産 白米 きらら397 10kg 平成22年度産