マリオネットと共演@マカオ観光局パーティ
8月3日、新宿の京王プラザホテルにて開かれたマカオ観光局主催のパーティで、マリオネットと共演してきました。1月に恵比寿ガーデンプレイスで開催された「マカオの夕べ」に続き2回目になります。
「マカオの夕べ」コンサートとは、東洋と西洋が交差する街マカオの魅力を、音楽(ポルトガルギターと中国古箏(こそう)の共演)や映像を通じ、大航海時代のポルトガル、マカオと日本の交易、そして世界遺産の街マカオ、また開発が煌めく現代マカオの紹介を、トークを交えた組曲形式でたどる文化的・芸術的色彩の濃い内容のもの。
演奏はポルトガルギターの第一人者湯淺隆、マンドリュート吉田剛士によるデュオ マリオネットと、古箏アーティスト伍芳(ウーファン)。ファド歌手の鹿糠ちはるを加え、ポルトガルの調べと中国の古典がステージでひとつとなって、東西文化が融合するマカオらしさを表現したものです。
今回はボランティアとして参加し『花だより』や、『暗いはしけ』、『唐街雨情』などを演奏しました。その他演目は、マリオネットのお二方の演奏した『南蛮渡来』や、伍芳さんの演奏した『My Passion』。どちらも素晴らしかったです。
その後、マリオネットの吉田剛士さんと、氏の目指しているものについて少しだけうかがうことができました。
マンドリン音楽はクラシック音楽の中ではマイナーで、閉じた世界であり、それを開かれたものに変えていきたいこと。演奏会だけにとどまらず様々な形で他の器楽と共演し、より世界を広げていきたいという夢があり、各メディアへの進出をめざしているそうです。
マリオネットとは、今後8月末の演奏会にて共演する予定があり、マカオ観光局主催のイベントでも共演することになっています。これは本当に僥倖なことですが、今後も音楽の世界が広がるような取り組みを行っていきたいと思います。