重複インデックス img=link へのアクセス対策
アクセス解析を眺めていた時、アクセス先URLの末尾に、img=link を含むアドレスが散見されたので、気になって調べてみました。
結論から言うと、img=link は、ページ内で rel=”canonical の記述がない場合に発生するURLのようです。
見た目以外にどんな問題があるか?というと難しいのですが、Google Analytics や 検索エンジン上でも重複したコンテンツとして表示されてしまう可能性があるため、同一コンテンツを別URLで表示しているとして、サイトの評価が下がってしまう可能性があります。
最新版の WordPress では、 <?php wp_head(); ?> がheadに書いてあるため、デフォルトで rel=”canonical” を出力するのですが、出力する対象のページが記事とページのみに限られるようです。また、Ktai Style で表示されるページについても、同様に rel=”canonical” が出力されません。
手動でヘッダに記述を追加するのでも解決できるとは思いますが、テーマやプラグインのUpdateの際に元に戻ってしまう可能性を考えると、プラグインでの追加が便利です。そこで今回新たに、Homepage Canonical Link を追加しました。(通常のプラグイン検索からインストールできます)
これにより、以降 img=link 表記のページが出力されなくなるはずなのですが、果たしてどうなるでしょうか…。
これでちょっと様子を見てみようかと思います。
img=link と並んで同様の頻出URLに fb_xd_fragment がありますが、こちらは Facebook のいいねボタンの影響によるものだそうです。外してしまおうかとも思ったのですが、Facebookからのアクセスはあなどれないので、ちょっと外せません…。
Special Thanks に参考としたページ:
WordPressで重複コンテンツを克服するTips
URL末尾に「?img=link」、Googleが重複インデックス
Ktai Styleで個別ページ以外にcanonicalが出てこない
Googleのラッダイト運動あるいは不精者ペナルティ そのCMS運用が危ない!
追記:
Facebook の fb_xd_fragment については、iframe 表示にしたら出なくなりました!
img=link については、その後、PCからのアクセスに関しては解消しました。
ですが、au 端末からのアクセスでまだ残っているので、Ktai Style に何か手を加える必要がありそうです。