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黒澤 明の予見した世界 『夢』

2011-09-13 | Interested, 震災・原発 | By: sorakuma

黒澤明監督が予見していた世界が現実になりつつあります。
ただ一つ違う点は、それが私たちの目に映らないこと。
それを知らないということは、ある意味幸せなのかもしれません。

黒澤明監督 『夢』より、赤富士

* *

『あの赤いのはプルトニウム239
あれを吸い込むと1000万分の1グラムでも癌になる

『黄色いのはストロンチウム90
あれが体ん中入ると、骨髄に貯まり白血病になる

『紫色のはセシウム137
染色線に集まり、遺伝子が突然変異を起こす
つまりどんな子どもが生まれるかわからない』


『しかし全く人間は阿呆だ』

『放射能は目に見えないから危険だと言って
放射性物質の着色技術を開発したってどうにもならない』

知らずに殺されるか 知ってて殺されるかそれだけだ
死神に名刺もらったってどうしょうもない』

* *

原発は安全だ!危険なのは操作のミスで、原発そのものに危険はない!
 絶対にミスはおかさないから問題はないって抜かした奴ら、許せない!

『あいつらみんな縛り首にしなくちゃ、死んだって死に切れないよ!』

* *

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