実効速度ではトップのau 『iPhone後』もその地位を守れるか?
iPhone4Sの実行速度に関して、スペック上はソフトバンク版の方が速そう、というニュースがいくつかありました。
iPhone4Sに速度問題浮上!ソフトバンクは14.4Mbpsに対応、一方のauは3.1Mbps…えっ
http://ggsoku.com/2011/10/iphone4s-hsdpa/
iPhone 4S、ソフトバンク版の方が速い? 孫さん「はい。」
http://www.gizmodo.jp/2011/10/iphone4s_1.html
でももしかしたら、やっぱりauのが速い!となるかもしれません。
こんな記事があります。
スマートフォンの3G通信速度、auがドコモ抑えトップ、さらにWiMAXは3Gを圧倒
実際の通信速度で見ると、帯域とユーザ数のバランスから、ほとんどの地域でauに軍配があがっているのです。
少なくとも『iPhone前』の現状に関しては、auが最も快適に通信を行うことができると言えるのかもしれません。
しかし、『iPhone後』はどうでしょうか?
auは、ほぼ間違いなくiPhoneのための乗り換えサービスを展開します。
番号が継続できて、既存契約の縛りがなければ、ソフトバンクのみならずドコモからもまとまった数のユーザが移動する可能性があります。
そうなったときに、今度は逆にソフトバンクの帯域に余裕ができて、auの帯域が逼迫することは十分有り得る話です。
auからiPhoneの発表(日経)があったときに、ソフトバンクの解約ページがアクセス過多で繋がりにくくなった、というニュースがありましたが、特にソフトバンクユーザは少しだけ様子見をしてみるといいかもしれません。