上関原発はこのように着工されようとしている
2012年に中国電力が着工を計画している、上関原子力発電所準備事務所の松陰副所長の発言の動画です。
原子力発電所は、このようにして日本全国に建てられようとしています。
以下、やり取りの一部を抜粋しています。
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中電:(上関原子力発電所ができたら)なぜ生活ができなくなるか教えて下さい。
『原発から出る
温排水(7度高い海水が毎秒190トン)や微量の放射能、
塩素処理水による影響が懸念される。』
『実質的な被害に加え、風評被害も懸念される。』
中電:ひじきを採られないって?採りに行けばいいじゃないか
『魚が獲れなくなる』
中電:私が生まれた島根の原子力発電所で—-
※
島根原発では、123箇所の点検漏れが明らかになり、
手動停止する事態となったばかりである。
点検漏れで原発を停止するのは初めて。
123箇所のうち57カ所は最重要ランクだった。
中電:小さいうちに調査して見つけて大きな事故にならないように
今一生懸命調べている。
『祝島の者は原発に行って知っている。
皆ガンで死んでいる』
中電:明確な因果関係のないうわさ話的なことを…
日本の原子力発電所で放射線の被害によって、
皆さんの健康に影響を与えた事例はない
『被曝して死んだ人は一人もいない、ということですね』
中電:私は聞いていない。ないと信じている。
『(祝島から)作業員っで行った人は皆ガンで死んだ』
中電:磯部さんは元気ですよね
『磯部さんが一人だけだ。他の人は皆死んだ』
『28年前に戻せ』
中電:我々の先輩たちが皆さんと話をする努力をしなかったことは
紛れも無い事実なので謝る
中電:皆さんは、いろいろな誤った誇張した情報を
信じているから生活ができなくなるとか…。
『中電の旅行は、みやげを持たして金をやって、いいところだけを見せる』
『私たちは自腹を切って見に行った。伊方(原発)も』
『祝島(原発)の近くでは、骨が曲がっている魚がいた』
クレーンに捕まり抗議していた男性を吊り上げたことについて
中電:作業中に急な動きはできない。
気がついた時には人がぶら下がっていたので、
できるだけ早く安全な場所におろしたと聞いている。
『周りにヘルメットを被っていない人がいたり、下に人間がいて
クレーンを振り回す。それが安全作業か』
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原発が完成したら、いつかこの美しい風景も失われてしまうのでしょうか…。