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写真が伝える4号機の危機

2012-01-18 | 震災・原発 | By: sorakuma

海外サイトに投稿されていた福島第一原発の現状です。
写真の時期は2011年の後半からのものとのこと。

既に崩壊しかかっているようにも思える状態ですが、現状はどのようになっているのでしょうか。
専門家が懸念する4号機の倒壊の危機は、報道では殆ど触れられることがありません。

New Photos From Inside Fukushima Daiichi
http://www.simplyinfo.org/?p=4554

東電からは、1月に4号機 使用済燃料プールの代替冷却装置エアフィンクーラーチューブからのろ過水の漏えいが報じられています。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120108_02-j.pdf

こちらで見られる状態は明らかに新しく、追加で整備された設備のものであると考えられます。
元々の4号機の設備の状況はいかばかりだったのでしょうか…。

カレイドスコープにてまとめられていた、小出助教が心配する原子炉以外のこと。が思い起こされます。
すなわち、4号機の使用済み核燃料プールの危険な状態にあるということです。
何かが起こった時、膨大な量の使用済み核燃料が空焚き状態となり、大気中に莫大な量の放射能が放出されること。
その影響は、250キロ圏内に深刻な影響が発生するという説もあります。

—-
私が恐れているのは“地震”ですし、多分、東京電力もそれを恐れていて、4号機プールが崩壊してしまうかもしれないということで、プールを支える柱とか壁とかの補強工事を、かなり長い時間かけてやったと思います。

プール自身が崩壊するようなことになれば、水がもちろん流れちゃうわけですし、燃料棒が空気中にむき出しになりますので、そうなれば溶けてしまいます。

(溶けてしまえば、計り知れない量の放射性物質が大気中に)飛び出してきてしまいます。

ですから、4号危機はきわどい状態にあると思いますし、そのプールを崩壊させないようなことはやらなくてはいけないと思います。
—-

そのことが報道されなくなったとき、つまり今こそが本当に危険な状態であることを示しているように思えてなりません。

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