東日本大震災でできる5つのこと
東日本大震災を受け、個人としてできることを書いていきます。
支援・援助・ボランティア活動について
現地では様々な物資が不足しており、今すぐにでも物資の支援を行いたい人もいるかと思います。しかし、現状交通網は復旧しておらず、物資を送っても今すぐに役立てることは難しい状態です。また、役立つ物資が届けられたとしても、中身を仕分ける必要性があったり、かえって現地で手間やコストをかけてしまうこともあるかもしれません。それでも、私たちでもできる、確実に貢献できることが5つあります。
- 募金 – 募金情報まとめ
- 献血 – 献血について
- 節電 – 節電と防寒に関する方法まとめ
- 長電話を避ける
- 正しい情報を把握する – 東北地方太平洋沖地震@Wiki / 災害に関する情報
1. 募金
募金は、必要となるあらゆる物資に変換することができます。また、交通網が回復しない中での個人の物資の援助は流通の妨げになったり、場合によっては仕分けや保管等で現地の人のコストをかける形となってしまう場合もあります。極力募金の形での援助が望ましいです。
企業への募金を行うのがおそらくベストです。Googleが情報を下記サイトでまとめています。募金詐欺も横行する可能性があるので、間違いのない企業団体に確実に行いましょう。
募金情報まとめ:http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin
2. 献血
現地では大量の負傷者が出ており、同じく大量の輸血用血液が必要となっています。ボランティア活動を効果的に行うことは難しいですが、自分の血液を医療機関に的確に使ってもらうのは話は別です。ただし、400ml献血の有効期間、21日間にたいして、献血後、ふたたび献血が可能になるまで3ヶ月、間をあける必要があります。皆が一斉に同時期に献血を行うと、1ヶ月後、血液が足りなくなることも考えられます。1ヶ月ほど時期をずらして献血してもいいかもしれません。
献血について:
http://www45.atwiki.jp/jishinhigashinihon/pages/24.html
3. 節電
関東の電力は、福島の原子力発電所に大きく依存していましたが、今回原子力発電所が稼働を停止しているため、関東で使用される電力の需要に供給が追いついていない状態です。家庭で使う電力はそう多くはないかもしれませんが、今回のインフラ停止は長期化のおそれもあるため、当面は節電が重要になります。
節電と防寒に関する方法まとめ:
http://www.excite.co.jp/News/it_lf/20110312/Lifehacker_201103_post_1702.html
4. 長電話を避ける
現在、東北地方を中心に安否確認のため電話回線は繋がりにくい状態になっています。回線の負荷を下げるためにも、安否確認等の重要な連絡を妨げないためにも、電話は手短に、急ぎでない要件であれば極力メールですませましょう。
5. 正しい情報を把握する
もっとも避けなければならないのは、チェーンメールのように誤った情報が拡散されてしまうことです。このような個人blogもそうなのですが、何か情報が発信された場合、その情報を誰かに伝える前に、情報元を確認しなければなりません。
誤った情報により被災地に混乱を招いたり、それにより人命が危機にさらされることは避けなければなりません。情報元のしっかりした、正しい情報獲得を心がけ、確認がとれていない情報を誰かに拡散するのは控えましょう。
災害に関する情報は、下記サイトでまとめられています。
東北地方太平洋沖地震@Wiki:
http://www46.atwiki.jp/earthquakematome/
東北地方太平洋沖地震(災害に関する情報):
http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
今回の地震は未曾有の大災害で、今後も二次災害、三次災害が発生する可能性も大いにあります。また、余震や余震による津波発生の可能性も高く、今回のプレートの損傷により、別地域でも同様の地震が発生するかもしれません。
被害をこれ以上広げないために、私たち一人一人ができることを、微力でも行っていきたいと思います。