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再浮遊した放射能の内部被ばく10倍に

2011-09-21 | 震災・原発 | By: sorakuma

風で舞い上がった放射性セシウムを体内に吸い込んだ場合、内部被曝量は10倍になるとのことが明らかになりました。

舞い上がりは内部被ばく10倍=放射性セシウム、直接吸入と比較―原子力機構解析

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東京電力福島第1原発事故で、一度地面に降下し風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被ばく量は、大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果を、日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)がまとめた。北九州市で開催中の日本原子力学会で22日、発表される。
同機構安全研究センターの木村仁宣研究員(放射線防護学)は「地面からの再浮遊を防ぐための除染が重要となる」と指摘している。
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こうなると心配なのは、各地に存在する放射能を含んだ焼却灰です。
各地の自治体での放射性焼却灰の保管量は既に限界です。
首都圏の焼却灰は、ブルーシートで覆っただけの場所もあり…。
そこから舞い上がった放射能が、首都圏の人々の健康を蝕み続けています…。

汚染灰の仮保管「限界」と自治体 ごみ処理継続に危ぐ

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ごみ処理施設の焼却灰から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、施設内に一時保管している自治体から「限界」と悲鳴が上がっている。県内9施設の保管量は計約824トン(茨城新聞社調べ)。環境省は8月、セメントで固化するなどの埋め立て方針をまとめたが、「国は現場を知らな過ぎる」との声が相次ぎ、処分は進んでいない。増え続ける汚染焼却灰に、一般ごみの処理継続を危ぶむ声も出始めた。
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首都圏焼却灰、山積み セシウム検出、秋田・小坂町拒否

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民間最大規模のごみ焼却灰処分場のある秋田県小坂町が、首都圏からの焼却灰の受け入れを7月から拒んでいる。きっかけは、国の基準を超える放射性セシウムが検出された焼却灰が、連絡のないまま千葉県松戸市から運び込まれ、埋め立てられたことだ。町に灰を受け入れてもらっていた首都圏の自治体では、放射性物質を含む灰が行き場を失い、山積みになっている。
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放射性物質の放出量変わらず 除染ごみ処分場、明示せず

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原発周辺で、土壌などの除染に伴い発生するごみの最終処分場建設計画は、この日も明らかにされず、住民の帰郷に向けた具体的見通しは示されないままだった。
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神奈川、東京で増え続ける放射能汚泥 焼却灰が深刻な状況

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焼却灰は下水処理施設の南部汚泥資源化センター、北部汚泥資源化センターで保管されている。
すでに約2700トンに達し、月内にもほとんど満杯になるという。
どこかに持って行かなければパンクするという状態なのだが、驚いたのは神奈川ですら、これだけの放射性汚泥による焼却灰が出ていることだ。

元立教大学理学部教授の佐々木研一氏(放射能に関わる無機・放射化学)がこう言う。
「関東の下水処理場の汚泥の中から放射能が出ない地域はないでしょう。放射線量の高い松戸や柏、群馬などと同じで、程度の差こそあれ、関東一円同じように汚染されています。東京都もブルーシートをかぶせただけで凄い量の汚泥が保管されています」
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