葛飾の市民団体 231カ所線量調査 56地点で1μSv/h超
葛飾の市民団体 231カ所線量調査 56地点で高濃度
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20111014/CK2011101402000022.html
葛飾区の市民団体が区内の民間施設など231箇所で放射線量の調査を行い、そのうち56箇所で1μSv/h超、8箇所で3μSv/h超、最大で5.47μSv/hを検出しているとのこと。
同会は十八日、青木克徳区長に調査結果を説明する予定。吉川方章代表は「放射性物質が付着する屋根が広い建物ほど測定結果が高く、屋根の除染が必要。われわれのは簡易測定なので、区に合同で再調査してもらいたい」と話しています。
先日文科省が公表した空間線量はどうだったでしょうか。
空間線量で1μSv/hを検出した地域は、東京では存在しないことになっています。
これの意味するところはどういったことなのでしょうか。
仮に、文科省の発表した空間線量が、地表のセシウムだけを数値化したものであるなら、『セシウム以外』の放射線核種を合計すれば都内でも数μSv/hに達する箇所が複数ある、ということになるのでしょうか。
今回の計測結果を受け、同会は葛飾区町に対し合同の再調査を要請しています。
その再検査次第では、葛飾地区及び、東京都全体の空間線量が塗り替わるかもしれません。
文部科学省(米国エネルギー省との共同を含む)による航空機モニタリング結果
文部科学省による東京都及び神奈川県の航空機モニタリングの測定結果について(PDF:1705KB)
実際のところ、こういった結果はかなり早い段階で予測されていたといいます。
首都圏のホットスポット 国の放射能数値の10倍も
『ホットスポット』という言葉が私達の耳に届き始めた頃、既に首都圏で放射線量が部分的に高い場所が存在することは、専門家の間では知られていたといいます。
十分に検査、あるいは公開されなかった実態が、少しずつ明らかになってきたということなのかもしれません。
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Time 2012年1月3日 at 2:58 PM
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