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食卓の放射性物質は実は安全? NHK:放射性物質は大丈夫?まるごとチェック!あなたの食卓 より[更新]

2011-10-18 | 震災・原発 | By: sorakuma

10月17日に放送されたNHK放送、『放射性物質は大丈夫?まるごとチェック!あなたの食卓』で、各家庭の一週間の食卓の放射性物質量が検査されました。

対象は、福島・郡山市、東京・江戸川区、目黒区、北海道、大阪・岸和田、広島の、普通の家庭の一週間の食卓。
分析をしたのは、首都大学東京・福士政広教授研究室。
検査方法については、『ゲルマニウム半導体検出器を用い、各サンプル7,200秒かけて分析しました。さらに各家庭1サンプルは、30,000秒の追加測定』とありましたので、かなり厳密に行われたと考えられます。

検査結果は、トップの画像にも出ていますが、次のとおりです。
→詳しい分析結果を見る(PDF ※PCのみ)

放射線大丈夫?日本列島・食卓まるごと調査|N H K あさイチ
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/01.html

放射性物質はほとんどがK-40ですが、これは通常の食品の中に含まれるものです。

– – – –
自然放射線の放射性カリウム(K-40)の食品中の含有量
刻み昆布 2,130Bq/kg ほしひじき 1,320Bq/kg 黒砂糖 330Bq/kg 茎わかめ 570Bq/kg
ホウレンソウ 222Bq/kg ジャガイモ 135Bq/kg ニンジン 120Bq/kg カボチャ 99Bq/kg
ゴボウ 99Bq/kg 玄米 75Bq/kg ダイコン 72Bq/kg キャベツ 63Bq/kg シイタケ 51Bq/kg
小麦粉 36Bq/kg 白米 8Bq/kg
出典:安斎育郎「家族で語る食卓の放射性汚染」
– – – –
カリウムは、岩石に大量に含まれるほか、動植物にとって必要不可欠な元素である。食品中に含まれるカリウム40の濃度はかなり高く、白米1kg中の放射能強度は33ベクレル(Bq)ほどになる。外洋の海水中には1リットルあたり12.1ベクレルが含まれる。カリウムは水に溶けやすくナトリウムと似た性質を持ち、経口摂取するとすみやかに全身に広がる。生物学的半減期は30日とされる。人体が持つ放射線強度は、体重60kgの成人男子で約4000ベクレルである。これによる年間の内部被ばく線量は、0.17ミリシーベルト(mSv)となる[5][6]。天然に存在する放射能の中で内部被曝による線量が大きいものの一つであるが、カリウムの経口摂取量の大小にかかわらず、カリウムの体内量は常に一定に保たれているため、食事による被曝量の変化はない。人工放射性物質の経口摂取量と比較するのは誤りである。人間は体内に常に数千ベクレルの放射性物質を含有しているという事実を理解する。
Wikipedia – カリウム40
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A040

Wikipediaを参照する限り、K-40白米1kgに対して33ベクレル程度存在するようです。
この分析結果を見ると、コメが0bq/kgとなっている家庭が2件あります。
これに関する資料が見つからなかったのですが、通常、1週間のコメのK-40の含有量が0であることはあり得るのでしょうか?
また、コメのK-40の含有量が300~400bq/kgになっているのも、Wikiに記載されている数値の10倍程度とみると違和感があります。
分析結果をそういった視点で見なおしてみると、結果をそのまま鵜呑みにできない可能性もあります。


以前、ホールボディカウンターの検査結果において、南相馬で25万ベクレル、東京で6000ベクレルのセシウムを体内に含んでいた結果を見てから、一週間の食生活に含まれる放射性物質量は報道よりずっと多いと予想していたのですが、これは全く予想外でした。

今までの食物の汚染レベルが全てこういった数値であれば、彼らのホールボディカウンターの検査結果、体内被曝量はどこからもたらされたものなのでしょうか。

仮に、厳密な検査によって行われた検査結果がこの放射性物質量であれば非常に喜ばしいことです。ただ、それでも不安がある方は、放射性物質検査が可能な『ベクミル』あたりで一人分の食卓を持ち込んでみるといいのかもしれません。
また、今回の結果を見て、早野龍五教授の提言していた「給食まるごとセシウム検査」などを行うと、保護者が安心できる材料となるかもしれない、と実感しました。

10/30追記—-

原発業界御用学者リスト @ ウィキより抜粋
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/916.html

NHK『放射能大丈夫?食卓まるごと大調査』、デタラメデータで世論誘導&安全宣言
http://www.mynewsjapan.com/reports/1515

植田武智 02:51 10/29 2011

—-
NHK『あさイチ』が10月17日、食卓の内部被ばく調査を放送。
その結果は、福島の食材を食べる郡山市の一家でも被ばくゼロ、
東京でも産地を気にしているか否かにかかわらず被ばく量に差は無かったとされる。
ところが測定データを精査すると検出限界が示されておらず、
天然放射性物質「カリウム40」のありえない値
(1㍑あたり200~300ベクレル=水道水にミネラルウォーターの
1千倍ものカリウムが入っていることになる)
とセシウムによる被ばく量とを比べて安全の根拠とするなど、不審な点が多い。
測定した研究者に取材すると、機械の故障等で正確なデータではなく再分析中とのこと。
いい加減なデータで安全をPRしたNHKは質問状に対し返事をせず、
NHKのサイト上からデータをこっそり消した。(消された測定データはPDFダウンロード可)
—-

なぜか、K40の値で放射能の測定値を比較

測定方法に関する疑問

—-
512 名前:地震雷火事名無し(奈良県)[sage] 投稿日:2011/10/20(木) 01:59:34.98 ID:YPXhzvXl0
188 名前:可愛い奥様 [sage] :2011/10/19(水) 10:35:25.32 ID:N8BWsFxs0
あさイチの件だが、番組後半で「ゲルマニウム半導体検出器で計測した値から環境放射線量の分を引くから0やマイナスになる事がある」って説明してたね

ゲルマニウム半導体検出器って外部からの放射線が混入しないように内部を10cm以上の鉛で遮蔽してるのに、環境放射線量を引くってどういうこっちゃ?

そういうおかしな事してたら、そりゃ福島の食材の計測値が0ばっかりになるはずだわ
一日だけ数ベクレル出た他のところも、産地偽装食材をつかまされてて、実際はこの「おかしな引き算」をしない場合の値は数ベクレルどころか数十~数百ベクレル出てたんじゃないの?

計測担当した首都大学の福士はもろ御用学者なので、別の中立な検査機関で同じような実験を定期的にやるべきだと思う
環境放射線の分とか言って余計な引き算をしないところなw
—-

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