東京に降った雪、鉛214、ビスマス214の天然由来説に疑問の声
東京に降る雪、鉛214、ビスマス214が検出されているとのこと
http://sorakuma.com/2012/01/24/5585
先日の東京に降った雪で、放射線量が大幅に上昇、原因は鉛214やビスマス214だったとされています。
しかし、それらの核種が天然由来である、という考えに疑問を投げかける説もあるようです。
とある記事の投稿コメント欄に、こんな内容のコメントがありました。
http://www.asyura2.com/12/genpatu20/msg/477.html
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124件の測定でPb-214、Bi-214が検出されたのは15例しかありません。Pb-214とBi-214が同時に検出されたのは、2001年度に1回あるだけです。
securitytokyo氏が主張するPb-214、Bi-214天然由来説は疑わしいと思います。securitytokyo氏はバックグランドを測定したときのスペクトルグラフも公開して下さい。何故、I-131、Cs-137などを検出されずと判定されたのか 説明して下さい。
以下のサイトで検索してみて下さい。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/servlet/search.SelectMain?paraSelectKind=1&pageSID=11343511
>上記の検索結果は、以下の検索条件で検索されたものです。
調査対象 大気
調査年度 1991年度~2010年度
調査地域 全国
調査試料 大気浮遊じん・大気 全て
調査核種 Pb-214 Bi-214
全124件
>1992/09/07 Pb-214 0.031 mBq/m3
1993/09/06 Bi-214 0.041
1999/11/02 Bi-214 0.0329
2000/04/19 Bi-214 0.0438
2000/11/06 Bi-214 0.0184
2001/04/24 Pb-214 0.06
2001/04/24 Bi-214 0.06
2002/01/08 Bi-214 0.038
2003/06/03 Bi-214 0.0321
2004/11/04 Bi-214 0.035
2006/02/13 Bi-214 0.0251
2007/11/05 Bi-214 0.0495
2008/04/02 Bi-214 0.0342
2008/11/04 Bi-214 0.0318
2008/12/03 Bi-214 0.0501
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今となっては真相はわかりませんが、非常に気になる内容です。
線量は一時のものでしたが、核種は本当に『天然由来』だったのでしょうか…。