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4号機異変の影響?福島で放射性セシウム降下量急上昇

2012-01-05 | 震災・原発 | By: sorakuma

福島県が調査・公開している日々のセシウムの降下量について、1月2日~3日にかけて、事情に高いレベルの数値が記録されていることがわかりました。
年末の数値の数倍から数十倍のレベルです。

定時降下物環境放射能測定結果(暫定値)(第8報)
http://www.pref.fukushima.jp/j/koukabutsu8.pdf

12月以前の数値と比較すると、その異常性がわかります。

文部科学省 – 定時降下物のモニタリング – 過去の結果
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/

原因は不明ですが、1月1日の午後、大きな地震があり、使用済み核燃料プールに隣接するタンクの水位が急激に低下する事態がありました。

これについては、カレイドスコープさんにて非常にタイムリーな情報が出ていました。
小出助教が心配する原子炉以外のこと、というタイトルです。

小出助教が心配する原子炉以外のことカレイドスコープ

その内容はつまり、4号機の使用済み核燃料プールの危険な状態についてのものでした。
記事では、画像で端的に説明されています。

—-
私が恐れているのは“地震”ですし、多分、東京電力もそれを恐れていて、4号機プールが崩壊してしまうかもしれないということで、プールを支える柱とか壁とかの補強工事を、かなり長い時間かけてやったと思います。

プール自身が崩壊するようなことになれば、水がもちろん流れちゃうわけですし、燃料棒が空気中にむき出しになりますので、そうなれば溶けてしまいます。

(溶けてしまえば、計り知れない量の放射性物質が大気中に)飛び出してきてしまいます。

ですから、4号危機はきわどい状態にあると思いますし、そのプールを崩壊させないようなことはやらなくてはいけないと思います。
—-

かくして1月1日、地震は起こり、4号機プールに隣接した施設で急激な水位の低下が起こり、福島では放射性物質のフォールアウトが急激に増加しました。
これは全て無関係でしょうか?

おそらく答えは既にあるのだと思います。
私達の耳に届くのは、はやくて今年の年末なのかもしれません。

風が強く、空気が乾燥しています。外では絶対にマスクをしましょう。『風邪』をひかないように。

——
1/6 追記
年末年始の線量 東北・関東で上昇
浪江町で2日午前 14.4マイクロシーベルト
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20120106145210680

線量、やはり増加していたようです。
重要な情報は、決してリアルタイムでは報道されません。私たちが知らされるのは、またしても事後でした。

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