3/2 南相馬の水道水からヨウ素131を検出?
Fukushima Diary にて、市民団体の検査で南相馬の水道水からヨウ素を検出、という記事が出ていました。
Iodine131 measured from tap water in Minamisoma
半減期8日のヨウ素131の検出であれば、微量ではあっても再臨界を意味することになるので、非常に重要な意味を持ちます。
Iodine 131 : 5.37 +- 2.60 Bq/kg (Detectable amount : 4.01 Bq/kg)
検出限界4Bq/kgに対し、5.37±2.60Bq/kgの検出とあります。
一方で、南相馬市の水道水モニタリングの結果は『不検出』となっています。
仮に矛盾なく説明できるとしたら、いずれかの測定の誤検出か、南相馬市の水道水モニタリングの検出限界が高い値で設定されていることなどが考えられそうですが、その他周辺地域でのヨウ素131の検出報告が見当たらないことを見るかぎりでは、市民団体の検査での誤検出の可能性が高そうですが…。