京都大学のKURAMAシステム(空間線量測定+GPS)がすごい
京都大学で4月から検証、実験が行われているKURAMAシステムがすごそうなので紹介です。
NHKなどでも実績が紹介され、既に文部科学省などの空間線量測定などで使用されているとのことなのですが…。
簡単に言うと、GPSとガイガーカウンターを組み合わせて、移動しながら空間線量の測定が可能であり、それがリアルタイムに確認でき、最終的にはネットワーク上で共有できるというシステム。
詳細はこちらです。
GPS連動型放射線自動計測システム KURAMA
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KURAMAは空間線量率の測定値と測定位置情報を同時に記録するとともに、遠隔地において測定結果をリアルタイムで共有し、例えば3Dの地図上に表示して分布状況を確認するなどを可能にするシステムです。車載機は小型で一般車両への取り付けも容易であり、さらに人が持ち運ぶことも十分可能なため、事業所敷地内など車での走行が困難な場所でも綿密なマッピングが可能となります。さらにリアルタイムの表示を実現することで、実際の線量分布を確認しながら走行経路を臨機応変に定める事が出来るようになるなど、測定終了後にデータをマップ上に表示する従来の類似の方法に比べて測定の効率が大幅に向上します。
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