Sandy Bridge 搭載 MacBook Air は6月?
情報筋によると、2011年6月頃、Sandy Bridgeを搭載したMacBook Airが発表される可能性があるそうです。
Rumor pegs Sandy Bridge MacBook Airs launching in June(arts technica)
AppleのMacBook Air のラインナップが夏に一新され、Intelの次世代アーキテクチャ、Sandy Bridge搭載のモデルの計画が発表されるのではないかと噂されています。
Intelは既に今年始めにはGPUとのメモリ統合型CPUとしてSandy Bridgeを発表しています。チップセットの問題が完全に解決されなかったために数週間遅れたものの、この新チップが搭載されたデスクトップやノートがリリースされています。
6月期は超低電圧のSandy Bridge がリリースされることが予想されており、Apple社は新チップをMacBook Airに搭載することを検討しています。過去のレビューでは、MacBook Airはその携帯性を確保するために、旧世代のCore 2 Duoを使用し、そのためグラフィック性能への大きな制約がありました。Sandy Bridgeを搭載することによって、廃熱設計に殆ど手を加えることなく、このパフォーマンスの問題を解決できると見込まれています。
昨年12月、Appleは、Sandy BridgeのCPUパフォーマンスを得るために、今まで頼ってきたNVIDIAのGPUを切り捨てるのではないかと予想しました。Sandy BridgeのIGPは、とりわけ新しいものではありませんが、CPUと同じダイに統合することは大きなメリットになります。Sandy Bridgeは性能的にもAppleが現在使用するNVIDIA 320Mを上回ると言われ、また、IntelはSandy BridgeをAppleに提供するための技術提供を続けています。この結果、NVIDIAは、320MはIntel内包型チップセットの最終製品になると発表しています。
6月期目処、というのにはもう一つ理由があります。それは製品のサイクルの問題です。2008年のはじめに最初のAirがリリースされ、だいたい8、9ヶ月で新製品が更改されてきました。おそらく次の更改は、6月はじめのWWDCの発表となると目されています。
また、同じ13インチのサイズを持つSandy Bridge搭載のMacBook ProがリリースされることからもSandy Bridge Airの発表時期が近いことを予想させるものです。<
だいたいこんな感じでしょうか。実際に3月を待たずにSandy Bridge MacBook Proはリリースされたこともあり、6月を目処にSandy Bridge Airが発表される可能性は低くはないと考えられます。
Core 2 DuoのAirを買ったばかりではありますが、仮にSandy Bridge Airが出ると、MacBook Proとの性能差がなくなってしまうかもしれません。そうすると、Mobile性能とCPU・GPU性能をあわせもつスペシャルなMacBook Airになりそうです。
MacBook Airを検討している、あるいはMacBook Proと迷っている人は、もう少しだけ待ってみると幸せになれるかもしれません。
Apple MacBook Air 1.6GHz Core i5/11.6/2G/64G/802.11n/BT/Thunderbolt MC968J/A