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ひまわりによる放射性物質の除去活動について

2011-09-11 | 震災・原発 | By: sorakuma



以前、福島ひまわりプロジェクトとして、土壌からのセシウムをひまわりによって除去する取り組みを紹介しましたが、これに関連して、NHKにて、福島第一原子力発電所の周辺でひまわりを栽培し、放射性セシウムの濃度を最大で半分程度にまで引き下げる効果があったと発表されました。

ひまわり“放射性物質を除去”|NHK

しかし、課題も残っています。
放射性物質を吸収したひまわりは、放射性廃棄物となってしまうことです。そのため、廃棄場所の確保が問題となります。

そして、もう一つこういった声もあります。
ヒマワリで除染だめ? NPOが異例の見解


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「われわれは逆に、ヒマワリ栽培に対する危惧を抱いている」

8月中旬、同法人は異例の「見解」をホームページに掲載。それによると、ヒマワリは菜の花よりも土壌中の放射能を吸い上げる能力は低く、水耕栽培での効果を示す研究論文はあっても、福島で問題になる土壌中の放射性セシウムを効率的に吸収するという論文は見当たらない。また、茎や根は大きく育つうえ木質成分のリグニンも多いため、菜の花のような分解、発酵が難しい。このため大量の汚染ヒマワリの処理が問題となる。

「確かなデータに基づかずに行動すれば、汚染された土地とバイオマスが残ってしまう。安易に焼却するのは危険」と同法人は警告する。

ヒマワリによる除染実験は、農水省が福島県飯舘村で日本原子力研究開発機構などに委託して5月下旬から行っている。同省の担当者は「実績のある団体の見解で、貴重な意見として受けとめる。国としてもさまざまな植物の中でヒマワリにどれほどの効果があるか客観的にデータを集めたい」と説明したうえで、数千本が成長するヒマワリの処理については「村内に設置する実験用の小型焼却炉でデータを取りながら焼却する計画だが、すべての処理は難しいかもしれない」としており、NPO側の懸念を増幅させそうだ。
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ひまわりプロジェクトでも同様の問題点は指摘されています。
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ファイトレメディエーションの方向性としてはゴミとして燃やしてしまうと再度放射性物質を飛散させてしまう事になり焼却場周辺地域の汚染につながってしまうので個別での管理をお願いします。
現状での管理方法としては個別の敷地内に保管、又は穴を掘り埋める方法が現状としての廃棄方法(一時的保管)になります。
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東京の街並みでも、この夏、ひまわりが多く見受けられました。おそらくはひまわりが除染活動に有効であると知ってのことです。
それは間違いないのですが、これを焼却したとき、再度放射性物質が巻き上げられてしまうことはほとんど知られていません。
がれき処理の焼却問題と同じことが繰り返されてしまう懸念があります。

チェルノブイリで2006年から実行された、菜の花プロジェクトのような、組織的な統制、計画が必要です。
勿論、そのためには新たな放射性物質が放出されないことが大前提としてあります。
そして、これら民間の動きを統制し、支援すべき国の動きはどのようになっているのでしょうか。
彼らの意思や活動を無駄にしない、理解と協力が行われなければなりません…。

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