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高輪クリニックの内部被曝検査を問い合わせてみた[更新]

2011-09-13 | 震災・原発 | By: sorakuma

先日、高輪クリニックにて内部被曝検査が開始されたことを記載させて頂きました。

これに関連して、Twitterにて、『AT6101による検査であれば、それは環境検査であり、ホールボディカウンタ-としての検出はできないのでは?』というご指摘を頂き、実際に高輪クリニックに問い合わせてみました。

sorakuma:こちらで行っている内部被曝検査は、一般も対象にホールボディカウンタ-が受けられると考えて良いのでしょうか?
電話対応者:はい、そうです。
sorakuma:使用される機器は、AT1322およびAT6101とありますが、検査は両方の機器が使用されるのですか?
電話対応者:はい、他に血液検査、唾液検査などです。

AT1322(またはAT1316)については、機器の資料を確認する限りホールボディカウンタ-であるので、環境測定用の機器による被曝測定というわけではないようでした。


それぞれの機器の検出限界ですが、メーカーサイトで確認する限り、AT1322では、ヨウ素131が85BqAT1316では、セシウム137が300Bqとあります。

ベラルーシやロシア、ウクライナやカザフスタンなど、チェルノブイリ原発事故の影響を色濃く受けた地域で使用実績のある機器なので、機器としての信頼性はありそうに思えます。
ただし、カタログを見る限り、AT1322はヨウ素の検出に使用し、AT1316はセシウムの検出に使用するのでしょうか?
現在の検査で使用されているのはAT1322AT6101とのことなので、セシウムの扱いが今ひとつ見えてきません。

予約状況を確認したところ、現時点では9月いっぱいまで予約が埋まっており、今は10月の予約を受け付けているとのこと。(土日の検査も受け付けているそうです)
また、ホールボディカウンタ-の検査事態は3分で行えても、他で検査に時間がかかるため、1日で最大10人程しか受けられないことや、一般検査の料金は、税込で21,000円であることを伺いました。後ほど、以前はなかった検査料金の項目が追加されているのを確認しました。

WBCを受けられるなら、すぐ受けてみようと考えていた矢先のことだったのですが、下記の記事を見て、もう少し内容を見極めてからでもいいかもしれないと考えています。

ホールボディーカウンター(WBC)検査の精度と信頼性
・WBCでは、いちばん問題となるストロンチウム90やプルトニウム239は検出できない
「WBC検査にお金をかけるより、食べ物の安全にお金を回したほうがいい」-バズビー博士

最後に、高輪クリニックでは、北海道がんセンターのWBC検査とは異なり、検査結果を数値として提示はしないということも伺いました。
ただし、被験者から依頼があった場合、手書きで結果を作成してくれるとのことです。

原発事故以降、食品や水に関してある程度は気を使っているつもりですが、現時点でどうか?というのはやはり気になるところです。
おそらくは、『ただちに健康に問題ない』レベルであろうことはわかってはいるのですが、ストロンチウムやプルトニウムが検出できなくとも、自分が摂取してしまったセシウムの量がどれほど、それだけでも調べられるなら調べておこうと思います。

10月(あるいは11月)こちらでの検査を受けたら、検査内容や結果を別途報告したいと思います。

9/17追記—-
高輪クリニックで検査を受けた、という記述のあるコメントを見つけました。

* * * *
上で紹介されている高輪クリニックで内部被爆検査を受けてきた北関東の者です。検査ではヨウ素、セシウムだけでなくストロンチウムやウランまで普通に検出されてしまいました。ウラン、ヤバイです。国の検査では、絶対にここまで教えてくれないでしょうね。この病院では、自分の状態を詳しく教えてくれます。しかし、いくら基準値以下だから問題なしとはいえ、そんなものがはいっているなんて…凄く焦りましたし、怖くて寝れませんでした。今後、どのくらい体に蓄積されていくのか、とても心配です。呼吸や食べ物飲み物によるものだと思うのですが、はっきりいって食品の暫定基準値が高過ぎです。これでは、どこに逃げても変わらないと思えるほどです。
* * * *
http://kofdomofukushima.at.webry.info/201107/article_2.html

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