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ニュースの深層:「福島原発内部の真実とは?」

2011-11-12 | 震災・原発 | By: sorakuma

11月8日、ニュースの深層にて「福島原発内部の真実とは?」という内容で放送されました。
現在、日本の大マスコミでは事故は既に収束したかのように報道がされています。そして、次に必要なものは除染であると。その証拠に、環境省では除染活動を行うボランティアを集めています。

しかし、実際はどうでしょうか。この報道では、原発内部では今でも自体が進行中であることを示しています。

・原子炉建屋の中は木っ端微塵だった
 政府や東電が公表している写真とは全く違う。
 4号機の燃料プールは天井がなく野ざらしになっている。
 格納容器の蓋、圧力容器の蓋が野ざらし状態に(現場の作業員は皆知っている)
 東電は大量の写真を撮影しているが、日本では当り障りのない写真のみ公開。
 4号機建屋はコンクリートの分厚い壁だが、それが爆発してしまっている。

・作業員がたくさん死傷している。
※汚染水に足を…のうち1人は無事。
 救急車は1日10回くらい出動している。
 何があったかは報道されていない。
 作業員は緘口令が敷かれ、外部の情報を漏らしたら解雇となる。
 線量計はアラームメーターと積算線量計

・現状は、小康状態であり、いつ何時何が起こるか分からないという状態に過ぎない
 1号機と2号機の間は10Sv/hが計測された。
 東電(本社は)こんな大きい事故だということを隠したい。
 3号機は放射線量が高すぎて、3月11日以降人間が入れない。
 作業員の勘で水をかけている。
 人が入ってもいない原発に対して、政府が確証なしに安全だと報じているのはデマではないか
 2号機について、『部分的臨界』などと発表されたが、それを確認したものは誰もいない。

これだけの事故が起こっているのに、なぜ皆普通に生活しているのか?というのを改めて感じさせる映像でした。
日本の国土は狭く、海外から見れば、福島原発から日本首都圏は本当に目と鼻の先にあります。
隣の地域で原発が事故を起こし、しかしそれでも普段と生活を変えることがなく『普通に』暮らしていることは、それ自体が『異常な』事態であると私たちは認識しなければなりません。

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