報道ステーションSP:メルトダウン5日間の真実
報道ステーションSPより、12月28日報道のメルトダウン5日間の真実を紹介。
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報道ステーションSPより。古舘伊知郎と長野智子の2人が登場してけっこう力の入った特集番組です。政府の事故調査検証委員会の中間報告では地震による影響が
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地震当時1号機で仕事をしていた作業員にインタビューしたりそのときの中央制御室を再現、検証。元原発設計者の後藤政志さん、田中三彦さん、スウェーデン防衛研究所(大気中のキセノンを検出し、地震で壊れた可能性を示唆している)、1号機の設計に従事した元GE社エンジニア、またGEの現場管理担当者の菊地洋一さんらが証言。地震による配管破損の可能性を語っている。
そしてもし地震が影響して壊れたことになると、原発の耐震設計が見直しとなり、日本中の原発が長期間ストップすることになる。
さらに東電の小森常務、政府事故調査検証委員会の吉岡斉氏、原子力安全委員会・斑目委員長、米原子力規制委員会・ヤッコ委員長、菅直人、元GE技術者の佐藤暁氏、その他多数も出ている。
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あくまで津波による想定外の事故だったとする東電・政府と、地震の時点からの放射能漏れを裏付ける数々の証拠。
地震による破損であれば、地震大国である日本にとって、国内の、あるいは国外への原子力政策を根底から覆す事態となります。
東電と政府が情報を隠蔽・コントロールしている中、人々は正しい情報を知らされることなく被曝し、生活圏は放射能で汚染されました。政府は、東電は人々に視点をあてた政策を、施策をとっているでしょうか。
原子力発電の安全神話も、ICRPの国際基準の科学的根拠も失われた今、私たちは私たち自身を守るために、必要な対策をとらなければなりません。