原子力安全・保安院:現在、緊急情報が発表されています。今後の情報に注意してください。
原子力安全・保安院の緊急時情報ホームページでは、
『現在、緊急情報が発表されています。今後の情報に注意してください。』
と掲示されています。
原子力安全・保安院 – 緊急時情報ホームページ
http://kinkyu.nisa.go.jp/
緊急情報は、現時点では2012/01/06 16:33更新の第328報が最新です。
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第328報 (http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2012/01/328161400.html)
前回からの主な変更点は以下のとおり。
・2号機原子炉格納容器内調査のため原子炉格納容器内の温度を下げる必要があること及びタービン建屋内炉注水ポンプ試運転の準備に伴う給水系からの注水配管切替のため、
炉心スプレイ系配管からの注水量を9.2m3/hから9.3m3/hに、給水系配管からの注水量を0.2m3/hから0m3/hに変更(1月6日10:46)
炉心スプレイ系配管からの注水量を9.3m3/hから9.0m3/hに、給水系配管からの注水量を0m3/hから1.0m3/hに変更(1月6日11:25)
・2号機原子炉格納容器内部調査の準備のため、原子炉格納容器への窒素封入量を10m3/hから13m3/hに変更。また、PCVガス管理システム抽気量を30m3/hから35m3/hに変更(1月6日13:26)
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小康状態が続いているのか、それとも…
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第327報 (http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2012/01/327151400.html)
前回からの主な変更点は以下のとおり。
1.原子力発電所関係
○東京電力(株)福島第一原子力発電所
・2号機タービン建屋地下の滞留水を集中廃棄物処理施設へ移送(1月5日9:30から)
・2号機原子炉格納容器内調査のため原子炉格納容器内の温度を下げる必要があること及びタービン建屋内炉注水ポンプ試運転の準備に伴う給水系からの注水配管切替のため、炉心スプレイ系配管からの注水量を7.2m3/hから8.2m3/hに変更(1月4日9:36)
炉心スプレイ系配管からの注水量を8.2m3/hから9.0m3/hに、給水系配管からの注水量を1.7m3/hから1.0m3/hに変更(1月5日9:58)
・3号機使用済燃料プール一次冷却系ポンプ入口ストレーナ吸込圧力が低下したため、当該ポンプを止め、同プールの冷却を停止(1月5日11:46から)。
・第二セシウム吸着装置のポンプ吐出圧の上昇及びろ過フィルターの差圧の上昇が見られることから、ろ過フィルターの洗浄を行うため第二セシウム吸着装置を停止(1月4日9:13)。その後、第二セシウム吸着装置を起動(同日14:36)し、定常流量に到達(同日14:48)。
<飲食物への指示>
○出荷制限の指示
・福島県伊達市(旧堰本村の区域に限る。)において産出された平成23年産の米(1月4日)
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第326報 (http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2012/01/326141400.html)
前回からの主な変更点は以下のとおり。
1.原子力発電所関係
○東京電力(株)福島第一原子力発電所
・2号機タービン建屋地下の滞留水を集中廃棄物処理施へ移送(12月28日15:22から1月3日9:44)
・2号機原子炉格納容器内調査のため原子炉格納容器内の温度を下げる必要があること及びタービン建屋内炉注水ポンプ試運転の準備に伴う給水系からの注水配管切替のため、炉心スプレイ系配管からの注水量を7.2m3/hから8.2m3/hに変更(1月4日9:36)
・3号機タービン建屋地下の滞留水を集中廃棄物処理施設へ移送(12月28日15:32から12月29日9:03、12月30日14:37から12月31日9:58、1月3日10:01から)
・3号機使用済燃料プール一次冷却系循環ポンプ入口圧力の低下に伴う循環ポンプ入口ストレーナ洗浄のため、当該ポンプを止め使用済燃料プールの冷却を停止(12月29日10:23から12:09、12月30日10:27から13:42)
・3号機使用済燃料プール一次冷却系循環ポンプ入口ストレーナの洗浄頻度が増加していることから、使用済燃料プール一次冷却系を連続運転から1日1時間程度の運転とすることとし、使用済燃料プール一次冷却系の連続運転を停止(12月30日16:54から1月4日9:56)(1月2日12:15より2.5℃上昇(1月3日10時時点))
・4号機スキマサージタンクの水位低下が通常より大きいことを確認(1月1日17:30頃)。(3時間で約240mm低下(通常8時間で50mm程度))。原子炉建屋外廻り、使用済燃料プール代替冷却システムの一次系配管接続部や設置エリアに漏えいがないことを確認。スキマサージタンクの水位低下が継続していたため、スキマサージタンクの水張りを実施(1月1日22:27から23:13)。スキマサージタンク水の減少量と原子炉ウェル水の増加量がほぼ同じであること、原子炉ウェルの水位が使用済燃料プールの水位と比べて低いことが確認されたため、使用済燃料プールから原子炉ウェルへの流入量が増加したことにより、スキマサージタンクの水位低下が通常より大きくなったものと推定。そのため、原子炉ウェルに水の補給を実施(1月2日11:50から11:59)。その結果、スキマサージタンク水位の降下速度は従前と同程度となった。
・淡水化装置(逆浸透膜型)濃縮水エリア付近の配管ホースのピンホールから水が漏れていることを確認(12月29日10:12)。漏えい箇所はろ過水タンク(水源はダムからの水)からの供給配管であることを確認。漏えい水を分析したところ検出限界未満であることを確認。
・第二セシウム吸着装置のポンプ吐出圧の上昇及びろ過フィルターの差圧の上昇が見られることから、ろ過フィルターの洗浄を行うため第二セシウム吸着装置を停止(1月4日9:13)。
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4号機スキマサージタンクの水位低下のくだりに関しては、他の書きっぷりと比較すると明らかに異質です。
その後、これに関する情報が出ていないことを、どのように解釈するべきでしょうか…。
いずれにしろ、首相の原発終息宣言後も緊急情報は発表され続けています。