今こそ電気料金を節約しよう
やってくる夏。
今こそ電気料金を節約しましょう。
できる範囲で節電していった結果がこんな数値になっています。
※昼間は家にいないことが多いです。待機電力系をもう少しカットすれば、100kWhを切れそうです。
効果的に節電を行なっていく上でのポイントが、ダイヤモンドZAiで紹介されていました。
最初のポイントは、契約アンペアです。
電気の基本料金は、契約アンペア数によって決定されます。
自宅の契約アンペア数はいくつになっているでしょうか?
契約アンペア数とは、家庭で一度に使用できる電力の最大値を表しています。
一度に使えるアンペア数を超えるとブレーカーが落ちてしまいますが、使う電気製品を工夫すれば、基本料金を下げることができます。
20アンペア下げた場合、年間で6,000円以上節約することができます。
2つ目のポイントは、電気の使用量です。
電気料金は、基本的に電気料金は、基本料金+(単価×使用量)で計算されます。
電気の1kWh(1キロワットの使用を1時間続けたときの消費電力量)あたりの料金の関係は、次のようになります。
120kWhまでなら17.87円
121~300kWhなら22.86円
301kWh以上なら24.13円という具合です。
ひと月の電力使用量に応じて3段階に分けられます。
いつもより1段階削ることが出来れば、電気料金をかなり抑えることができます。
電力会社のサイトでは、過去2年間の電力使用量の推移を見ることができます。
※利用には登録(無料)が必要になります。
もうひとつは、電力プランの変更です。
おトクなナイト8では、午後11時から午前7時までを安価な料金で使用することができます。
おトクなナイト10では、午後10時から午前8時までを安価な料金で使用することができます。
いずれも、夜型の生活をしている人や、一人暮らしのサラリーマンに効果的です。
さらに、これをもう少し極端にしたのが、今年の6月1日から取り入れられた、ピークシフトプランです。
電力消費のピークとなる時間帯は非常に高額になりますが、その時間常に働いている場合などは有利なプランと言えそうです。
ただし、この場合でもそれほど電気料金が安くならない場合もあります。
家にいない場合でも、電気を多く使っている場合です。
その原因は待機電力や、常時稼動している電化製品によるものになるのですが、それについては別途取り上げたいと思います。
電気を節約する上で最初に考えたいことは、まずは電気料金の契約を把握することです。
高いアンペアの家電を同時に使わないように気をつければ、まずは契約アンペア数を節約することで、年間5000~6000円は電気料金を削ることができます。
3段階の電気料金では、2段目、3段目の料金が高くなります。一人暮らしであれば、1段階で抑えることを目標にするといいと思います。
それから、電力のピーク時間を調整することで、うまくすれば電気の使用料金についても半分程度に抑えることができるでしょう。
そして、電気を使いすぎていないかチェックしてみましょう。
電力会社のサイトで、電力使用量の推移を見ることができますが、これより効果的な方法があります。
電気の使用量と使用料金を、紙に書いて、目に付く場所にはっておくことです。
電気の使用はお金の使用とイコールである、とはっきり意識することができます。
※自分の場合、元々使いすぎていたこともありますが、だいたい前年から30%程度抑えることができています。
まずは意識を変えた上で、日々の電力量を減らすためにどうすればいいか、考えましょう。
のちほど、家電の電力使用量や待機電力についてまとめたいと思います。