10月に採取検査された福島県産米からヨウ素131が検出されている
10月に採取検査された福島県産米からヨウ素131が検出されていることがわかりました。
市民放射能測定所検査結果
http://www.crms-jpn.com/mrdatafoodcat/food_grain.html
ヨウ素131の半減期は8日。
この放射性核種が検出されるためには、何らかの原因で新たにヨウ素131が生成される必要があります。
原子力情報機構(CNIC)によると、ヨウ素131は次のような原因で生成されるとあります。
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生成と存在
ヨウ素のもっともよく知られている放射性同位体。天然では、大気中で宇宙線とキセノンの反応によって生成し、地上でウラン‐238(238U)の自発核分裂によって生じる。いずれにしてもその量は小さい。
人工的には、核分裂で大量に生成する。1メガトン(TNT換算)の核兵器が爆発すると、460京ベクレル(4.6×1018Bq)が生じる。電気出力100万kWの軽水炉を1ヶ月以上運転すると、310京ベクレル(3.1×1018Bq)が蓄積して、その後は同じ量が存在し続ける。
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http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/11.html
また、市民放射能測定所の検査結果には、暫定基準値ギリギリの計測結果も検査されていました。
Twitterからの情報ですが、こんなTweetがあります。
@mako2929: 知らなかった。。新米検査は、新潟県「43万袋に1袋」 茨城県「3万袋に1袋」(サンデー毎日)
検査されるコメはそんな割合だ、という話です。
セシウム137とセシウム134を合計100Bq/kg含む場合、放射性廃棄物※1として扱われます。
今や、その5倍近い放射性廃棄物が、『食品』として私たちの食卓にあがろうとしているのです。
※1『核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第61条の2第4項に規定する製錬事業者等における工場等において用いた資材その他の物に含まれる放射性物質の放射能濃度についての確認等に関する規則』(平成十七年十一月二十二日経済産業省令第百十二号)
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100830b07j.pdf