放射性物質で汚染されたエアフィルタの取り扱い指針
日本空気清浄協会からこんな文書が出ていました。
放射性物質で汚染されたエアフィルタの取り扱い指針
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jaca/topics/housyaseishishin.pdf
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空調機のエアフィルタの交換作業者が被ばくするのではないのかとの心配がある。また、取り外したエアフィルタを一般産業廃棄物として従来どおりの方法で処理してよいのかという問題もある。しかし、現時点では、エアフィルタの交換作業時の安全性の確認方法や作業基準、また取り外した後の取り扱い方法について、国・自治体から明確な方針が示されていない。
(社)日本空気清浄協会では、放射性物質で汚染されたエアフィルタの取り扱いに関して、行政から指針が示されるまで、作業者の放射線被ばくをできるだけ減らして安全・安心を確保すること、並びに事業者が社会の一員として相応の義務と責任を果たすことを念頭に、目安として暫定的な指針を策定することにした。
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東北地方及び関東地方等の16都県(岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡)において、一般ビル、工場、病院等の空調機で外気処理を目的とするエアフィルタ(プレフィルタ、中性能フィルタ、HEPAフィルタ、ケミカルフィルタ等)は、汚染されている可能性がある。
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エアフィルタの汚染について、業界団体から指針が打ち出されました。
東北・関東地方の16都県。岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡。
少なくともこれだけの地域について、エアフィルタが汚染されている可能性を同団体は指摘しています。
エアフィルタ。すなわち、家庭用の空気清浄機も同様の危険性を含む可能性があります。
一方でここで指摘されているフィルタには、放射能の付着した粉塵を集める機能があるということも意味しています。
空気清浄機を購入する際、使われているフィルタから選んでみるのもいいかもしれません。
そして、フィルタは放射能を集めている危険性を認識した上で、定期的にメンテナンスを行いましょう。
少なくとも、前年以降花粉などには放射性物質を含む可能性が指摘されています。
放射性物質だけでなく、花粉やインフルエンザから身を守るためにも、空気清浄機、できれば加湿機能を持ったものを用意しておくといいかもしれません。
なお、以前使用していた空気清浄機で、放射性物質の誤検出?があったことも受け、今年は空気清浄機を見なおしています。
※電源を切った状態でしまってあります。廃棄どうしようかなあ…。
花粉対策、そして放射性物質に対して有効なHEPAフィルターを搭載し、加湿機能を備えた空気清浄機のもの。
HEPAフィルターは、0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能。家庭用空気清浄機としては、この規格が事実上最高性能であるとされています。
熟考の末、SHARPのプラズマクラスター対応の加湿空気清浄機の黒タイプを購入しました。
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ダイキンの空気清浄機と迷ったのですが、Sharpと違い、HEPAフィルターとは明記されていなかったのが決め手になりました。
ココアブラウン、かなり惹かれたのですが…。
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こうして買ったSharpのプラズマクラスターですが、完全に無音というわけにはいきませんでした。
プラズマクラスターを稼働させるとそれなりに、静音モードで稼働させても、定期的な微かな音が聞こえます。
寝室で無音の状態で眠りたい人には、注意が必要です。結局、ベッドから一番遠い場所で機器を稼働させることになりました。