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ノートPC買い替え。WindowsXP→Windows7に

2011-07-05 | PC / Mobile | By: sorakuma

Lenovo G570シリーズ 15.6型 LEDバックライト付 HD液晶 ノートブック ダークブラウン 4334-49J
2007年末頃から使用していたノートPC、Vaio TypeS から、Lenovo 433449J に買い替え。

買い替えの理由としては、ノートPCの経年劣化です。スペック的には特に問題なかったのだけれど、1~2ヶ月ほど前からファンが爆音になってしまっていたこと。PCを起動すると、ヴ~、ヴ~とうなりだすのです。掃除を使ってファンのほこりをとろうとかやってみて、いっときは改善されもしたのですが、すぐに同じ状態に戻ってしまいました。危ないな、と思ったのはPC裏がやけどしそうなほど熱くなってしまっていて、熱暴走するか火事になるか一歩手前の状態になっていたこと。基本的にノートPCの電源は落とさない使い方をしているので、一番最初に、そして確実に劣化するのがファンとか電源部分になるかと思います。ちなみに、購入してからほぼ3年にわたって使うことができたので、世間で囁かれるソニータイマーはクリアしていると思います。ソニータイマー、最近聞かなくなりましたね?

買い換え元のWindows XP ノート、TypeSの特徴としては、SpeedとStaminaを両立させていること。据え置きとして使用するときはSpeed切り替えでグラフィックを強化し、モバイルとして使用する場合は、内臓のグラフィックチップセットで省電力設定に変更することができます。このいいとこどりの設計が売りだったのですが、結局ほとんどSpeed固定で使っていました。その頃は、今使っているWiMax回線を持ち歩いていなかったので、結局外で使用することはほとんどなかったのです。基本的に、こういう両立ノートを買ったとしても、ほとんどの人がどちらか一方の使い方をしているというのが本当のところかもしれません。

そういった教訓を活かし、今回はモバイル性は無視して据え置きタイプのノートを購入。据え置きタイプのSandy BridgeノートPCが安くなるのをずっと待っていたこともあり、相当に安価に購入することができました。PCが安くなった、というよりは、円が強くなったからノートPCが下がった、というのが本当のところかもしれません。たぶん、いつの時代でも、コアな使い方をしない、性能を追求しない人がパソコンを買い換えるのには50000円くらいで見ておくのが無難です。それより下のノートはちょっと心もとないし、それ以上の価格帯はあれば便利だけどなくてもどうにかなる性能であることが多いので、だいたい最小に近いコストで、適切にPCを買い換えていくことができます。今のエントリーノートも3年たてば性能は2~3倍にあがっているので、あまり高すぎるノートは買わずに安いモデルを使いまわすほうがお金がかからないのです。

PCを変えるのは3年ぶりほどでも、OSを変更するのはXP以来でその倍以上久しぶり。今回Windows7への移行(というより、64bit機への移行)は相当癖があるのかと思っていましたが、これが拍子抜けするほど何もありません。
自分が使うプログラムも標準的なものばかり(SleipnirやThunderbird、TerapadとかLhaplusとか、いかにも定番中の定番ソフト)だったり、32bitプログラムも問題なくインストールできることがわかって、環境設定は半日もかからず終わってしまいました。
今はメールは基本的にIMAPだからデータ移行の必要もないし、ネットワークの設定は、OSの初期起動が完了するまでに終了します。今回はじめてLenovoの端末を使用しますが、3ヶ月前に両親用に買ったFMVのWindows7ノートPCとは異なり、余計な広告用プログラムもほとんどなく、インストール周りは非常にすっきりしていたのもとても好感がもてます。ちょうど、10年近く昔のDellみたいな無骨さを感じました。日本メーカー大丈夫かなあ・・・。

ベンチマーク系のソフトを起動させれば、旧Vaioと今回のSandy BridgeのLenovoのスペックの違いは歴然となるのですが、廃車寸前の壊れかけのVaioに対して、新品でビニールもはがしていないLenovoをぶつけるのは気の毒なので、これは割愛。
ただし、ネットワーク環境についてのみ触れておきます。以前、Mobile用途にAirMacを購入した際、WindowsXP端末と比較して、WiMaxのスピードが大きく違っていたのを記述したのですが、たぶんそれはOSに依存する問題だったのだろうと思います。

時間帯を変えて何度か測定する限り、次のような結果でした。

WindowsXP SP3
上り:4M 下り:1.5M

AirMac
上り:4M 下り:5~6.0M

Windows7
上り:4M 下り:5~6.0M

計測サイト:Radish Network Speed

無線デバイスのチューニングにおそらく依存するのでしょうが、特に設定を行った記憶もないのでどの設定もほぼOSのデフォルトです。
AirMacにしろ、Windows7にしろ、最新の環境にチューニングされたマシンを使用することで、本来のWiMaxの性能を発揮することができました。WiMaxなどの無線LAN接続でネットワーク環境を使用していて、下りより上りの方がスピードが出ている場合、もしかしたらOSのネットワーク設定によって、本来の性能を発揮できました。
特に、WindowsXP以前のOSを使用していて、WiMaxを使用している場合、同様のことが起きているかも・・・

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