『内部被曝対策・土壌改良まとめ』が素晴らしい件
内部被曝対策・土壌改良まとめ を紹介。被曝とはどういうことか、からスタートして、自分や家族で意識したり取り組むことができる対策、被曝してしまった後、どうしていけばいいかなど、おおよそ考えなければならないところを丁寧にまとめられています。
読んでみると、正直ホントかよ!っていうものもあるにはありますが、一消費者の視点としては、どういったものが比較的安全で、どういったものが放射能対策になり、被曝してしまったら、どうやって対外に排出するか、あたりを押さえておけばいいと思います。
被曝、いわゆる放射能に対する対策を考え始めて、ああ、これはガンに罹ってしまった人が、どうやって生きるかを考えるのに近いと感じました。日々の生活に『死』、放射能の影響を考えつつ、半ば諦めつつもどうやって生きていけばいいか考える。実のところ、自分は割りと無気力に、いつ死んでもいい、と考えている節がありましたが、実際に放射能汚染が始まって思ったのは、死ぬことではなく生きることでした。
原発事故の状況を知って最初にしたことは、まずは京都に避難。3号機が爆発し、大量に放射能が撒き散らされた3月15日を京都で過ごし、その後に東京へ帰還。放射能の情報を集め、水や食料の汚染の状況を調べ、自分なりの対策を講じつつ、現在に至ります。
何だ、結局自分は生きたかったんだ、というのがいろんな結論です。国土が汚染されても、土壌が汚染されても、かならず回復できる技術はあり、いずれはそれは実現されると思います。そのためにも、まずは現状を直視し、私たちができる対策を取り組みましょう。そんな風に考えられる人が一人でも増えればと願っています。