集中すると、耳がたちます。
脳波を測定するセンサーを使用して、言葉で感情を表すよりも早く、心の動きを察知して耳が勝手に動くという、まったく新しいコミュニケーションツールが“necomimi”です。
以下、開発元の紹介文からの引用です。
人間の身体や能力には限界があると誰しもが思っています。
しかし、本来ないはずの器官が身体についていたら?
しかもその器官を意思の力で動かすことができたら?
わたしたちは脳波を測定するセンサーを使用して
新しい人間の器官を開発しました。
「necomimi」は人間の身体や能力を拡張する
まったく新しいコミュニケーションツールです。
ネコの耳の形をしたこの機械は、脳波を利用して
あなたが言葉に出すよりも早くあなたの状態を表現します。
頭の上に「necomimi」をつけてください。
あなたが集中すると、耳はピンと上に立ち上がります。
あなたがリラックスすると、耳はくたりと寝た状態になります。
集中とリラックスが同時に訪れると
耳は立ち上がり、ピクピクと動きます。
この状態はプロのスポーツ選手などが
その力を最も発揮する状態と言われています。
表現しようとする以外の自分の状態を、外部に表すことによって
どのような感情の変化が訪れるでしょうか?
面白い?恥ずかしい?怖い?
最初は違和感を感じるかもしれません。
しかし装着をつづけると、
ある程度、脳波で耳の動きをコントロールできるようになります。
そのとき「necomimi」はあなたの身体の一部になります。
開発元のニューロウェアは「Augumented Human Body(拡張身体)」をコンセプトに、脳波や生体センサーを用いたファッションアイテムやガジェットを開発するプロジェクトで、“necomimi”はその第一弾となるようです。
実際に動いているのを見ると、ちょっとすごいです。Bluetoothあたりと連携したしっぽバージョンも期待したい。
年内の商品化が計画されているそうで、続報が待たれます。