3月15日、世田谷区の大気から、微量のストロンチウムが検出されていた
都内で極微量のストロンチウム「健康影響の可能性低い」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111102/dst11110223020031-n1.htm
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東京電力福島第1原発事故後の3月15日に東京都世田谷区で採集された大気中の塵(ちり)から、1立方メートル当たり約0・01ベクレルの放射性ストロンチウム90が検出されていたことが2日、分かった。
都によると、都立産業技術研究センターが採集した塵について、日本分析センターに分析を依頼、6月21日に結果を受け取っていた。都産業労働局は「数値が極めて低く、健康に影響を与える可能性が低い」などと判断、公表はしていなかった。
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6月21日、発覚から数ヶ月たって改めて私たちが知る機会を得ることが出来ました。
ストロンチウムの危険性は 京都大学の小出氏の言葉を借りると、次のようなものです。
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・(ストロンチウムは半減期が長い。魚への影響は?)大変だ。50年代、60年代に沢山行われた核実験のとき、環境に最大の影響を与えたのがストロンチウム90。ストロンチウム90はかなり重要な被曝源。
・(原発周辺の土から1キロあたり570ベクレルのストロンチウムが検出されたが、どういう数字?)チェルノブイリ事故のときに日本政府は食品の輸入規制を行った。そのときはセシウム134とセシウム137の合計でキログラムあたり370ベクレルだった。ストロンチウムは内部被曝に限って言うと、10倍〜100倍の危険がある。魚、海藻、貝類には多く蓄積される。魚等の放射能は、海水中の濃度よりも必ず高い濃度になる。魚は外部被曝もするし、取り込んだ放射性物質から内部被曝もする。
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5月9日 ストロンチウムの危険性 小出裕章 (MBS)|小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/09/tanemaki-may9/
もしプルトニウムが検出されていたとしたら、それが公開するのはいつ頃になるでしょうか。
プルトニウムの検出については、ガンダーセン博士の、6月7日の報道にて、その報告があります。
『4月に東京でホットパーティクルが10個/日観測された。
呼吸により、1日10個吸入している』(動画1分37秒)
とあります。
Wikipediaによると、吸入されたホットパーティクルについて、このように記載されています。
『最も有害な取り込み経路は、空気中に粒子状になったプルトニウムの吸入である。気道から吸入された微粒子は、大部分が気道の粘液によって食道へ送り出されるが、残り(4分の1程度)が肺に沈着する。』
これが事実であったとしても、今の日本ではそれが公開されることは永久にないのかもしれません。