ガンダーセン氏:今後20年で100万人がガンを発症させるだろう
ガンダーセン氏が12月21日に発表した見解です。
今後20年で100万人もの人々がガンを発症させるだろう。
まず発症するのは、甲状腺がん、そして肺がん、それから臓器のがん、白血病、脳腫瘍などである。
スリーマイル島での検証によると、事故後3~5年後には肺がんが20%増加している。
これは福島と比較して人口密度が低いことから、控えめな数値である。(動画13:20より)
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新年早々に、非常に重い内容ですが、ドイツの報道やバズビー氏は、これより遥かに厳しい予想をしているようです。
ツイッタ―で廻ってきたドイツメディアが報道したとされる内容についての欧州放射線リスク委員会バズビー博士の意見
これによると、ドイツメディアでは、東日本の人口の6割が死亡、生き残った人の4割は放射線に関する病気を発症するとしています。
バズビー氏は、6割が死亡することはありえないとしながらも、人々の半数以上が何らかの放射線に関する病気を発症することは肯定しています。
ドイツメディアがどのような形で報じているかの情報がなく、ドイツメディアの論説の元となった根拠情報も不明なので、ドイツメディアの報道に関してはどう扱って良いかはわかりません。バズビー氏は、ドイツメディアの報道が大げさであるとしながらも、報道の一部についてはこれを肯定しています。
これを報じている信頼できる海外メディアの情報があればいいのですが、今のうちはあくまでバズビー氏の個人的な予測くらいに留めておいたほうが無難かもしれません。
それでも、先日NHKが報じていた、年間0.1~0.2ミリシーベルトの内部被曝から、さらに30%もの人々のガンを発症させてきたという統計的な事実を考えると、それ以上の内部被曝の実態があれば、どれだけの事態に発展するか今から見当もつかないというのが事実としてあります。
現在、福島や東日本の人々がどれだけの内部被曝をしているかの詳細なデータがないため、予想は立てられないというのが正しいところであるはずです。
仮に、東日本全域で30%ガンの発症を増加させる内部被曝レベル、年間0.1~0.2ミリシーベルトに達している人が 数100万人単位で存在した場合、あるいはそれ以上の内部被曝をしてしまった場合、100万人もの人々がガンを発症するというのは十分現実的な数値と言えるかもしれません。
影響はまず子供から出始めます。この数年でどれだけの子供がガンを発症するかで、大人が20数年内にガンを発症するか明らかになります。
子供が次々と倒れるような事態が本当に起きた場合、100万人という予測は非常に楽観的な予測だった、ということが言えるのかもしれません…。
どれだけの人々が、どのレベルの内部被曝をしているか。それによりガンの発症数は多くも少なくもなるでしょう。
気を抜かず、継続して慎重に食生活を送ることが、数年先、あるいはもっと短いスパンでの明暗を分ける事になるかもしれません。
多分これは我慢比べです。勝者はきっといません。気を抜いた人々から、少しずつ脱落していくというだけの…。