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千葉県沖地震の発生状況について

2011-11-05 | 震災・原発 | By: sorakuma


防災科学技術研究所によると、千葉県で最近1ヶ月に発生した地震は視覚的にはこのようになります。
千葉県東方沖に、似たような震度の地震が集中していることがわかります。

Hi-net自動処理震源マップ|防災科学技術研究所
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/

発生した地震の詳細データを見るには、日本気象協会を情報源とした地震情報検索が便利です。

同様に、茨城を見てみると…

茨城は、千葉県東方沖の地震源と福島と茨城の境の地震源、そして、茨城沖の地震源に囲まれていることが分かります。

もうひとつ、神奈川県を中心に見てみると…

神奈川県や静岡県などでは、今のところ集中して地震が発生している様子はないようです。

地震が集中する場合、震源の深さも同じ位の地震がまとまって発生している様子が見て取れます。

NHKなどが千葉県東方沖地震について、念のため警戒をとしていますが、今回千葉県沖で発生している「スロースリップ現象」は、地殻歪みを解消するので、喜ぶべき現象である、という見方もあるようです。

房総沖のスロースリップ領域は、地震の空白領域|toshi_tomieのブログ
http://blog.livedoor.jp/toshi_tomie/archives/52014439.html
エントリでは、過去に被害を起こした被害地震の分布図から、スロースリップが観測された領域は、大規模な被害をもたらした地震の記録がないことが説明されています。
これだけ地震が集中していると不安になるばかりなのですが、それがゆっくりと解放されている限りは、大丈夫…ということになるのでしょうか。
いずれにしろ、大きな地震に備えておくことや、地震が発生した時の自分や家族の行動をシミュレーションしておくことは無駄ではないので、準備だけは怠らないようにしたいと思います。

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