松戸市:放射能汚染防止のため、剪定枝・落ち葉及び草を燃やさない方針に
千葉県松戸市にて、放射能の再拡散を防ぐため、剪定枝・落ち葉及び草が燃やさない方針に変更されました。
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このたびの東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う、放射性物質の飛散が原因で、本市の焼却灰(飛灰)に含まれる放射性物質の値が、国の暫定的な基準値(8,000ベクレル/kg)を超えたため、対策として大口の剪定枝等の焼却施設への搬入を停止しました。
その結果、和名ヶ谷クリーンセンターの飛灰の値基準値を下回りましたが、クリーンセンターの飛灰の値は減少したものの基準値を超える状態が続いています。
今後の対策としまして、家庭から出る剪定枝・落ち葉及び草についても、当面、焼却施設への搬入を停止することになりました。
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松戸市は放射性廃棄物に対する意識が高く、焼却灰の放射線濃度についても市民に公表しています。
松戸市:焼却灰の放射能濃度について
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ひまわりによる放射性物質の除去活動について
以前、福島ひまわりプロジェクトとして、土壌からのセシウムをひまわりによって除去する取り組みを紹介しましたが、これに関連して、NHKにて、福島第一原子力発電所の周辺でひまわりを栽培し、放射性セシウムの濃度を最大で半分程度にまで引き下げる効果があったと発表されました。
ひまわり“放射性物質を除去”|NHK
しかし、課題も残っています。
放射性物質を吸収したひまわりは、放射性廃棄物となってしまうことです。そのため、廃棄場所の確保が問題となります。
そして、もう一つこういった声もあります。
ヒマワリで除染だめ? NPOが異例の見解
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早川教授:放射能汚染地図(四訂版)公開[更新]
群馬大学 早川教授の放射能汚染地図の四訂版が公開されました。
現在公開されている汚染状況地図の中で最新のものとなります。
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この地図は、2011年3月に地表に落ちた放射性物質がそのままの状態で保存されている場所の現在の放射線量を示しています。芝生などの草地で測定される数値に相当します。アスファルト道路は、放射性物質が雨で流されたため、この地図に示した数値の4割程度が測られるのが普通です。一方、流された放射性物質が集積している雨どい・軒下・側溝などではこの地図より何倍も高い数値が観測されます。
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9/16追記—-
文部科学省の公開しているセシウムの地表への沈着地図を、9月12日更新のものに差し替えました。
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