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ガンダーセン氏:焼却灰からの放射能が新たなホットスポットを発生させる

2011-10-24 | 震災・原発 | By: sorakuma

全訳及び全文文字おこし:Junebloke氏
ゴミ焼却で放射能再揮発し新ホットスポット作る! ガンダーセン10/20(日本語訳)
http://junebloke.blog.fc2.com/blog-entry-211.html

気になった部分をいくつか抜粋しています。
是非上記サイトにて、全文をご覧頂ければと思います。

放射線量は上昇、焼却灰からのセシウムが新たなホットスポットを発生させる
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しかし、興味深いことに、我々が計測したデータでは、東京の家屋の空気フィルターでの放射線の値が、先月上昇していることです。二か月前と比較してです。これは、最初のフクシマの爆発から来たものではありません。
私は、これは東京の周りと日本中でゴミ焼却により、セシウムを再揮発させ、その為、放射能の値が変化し始め、新たなホットスポットを作り始めたのだと思います。
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冷温停止どころではなく、漏れた蒸気が噴出している
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私は、東電の言う”福島1・2・3号基の冷温停止状態”とは、水温は100度で、炉心は間違いなくメルトダウンしていますので、格納容器の底部は、100度ではないと思います。
東電の2週間前のビデオで、雲状の煙が2号機の内部から出ており、別のビデオでは、雲状の煙が3号機の内部から出ています。これは蒸気です。問題は、これが明らかに示すのは、格納容器の気密性がない事です。格納容器の漏れがあることです。”冷温停止”していれば、蒸気は出てくるはずありません!
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1号機のテントの完成により内部の空気は浄化
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1号基は鉄骨製テントで覆われました。これは良い事です。テントと大きな空気フィルターが繋がります。次のひと月位で、1号機の内部の空気が浄化されてくるでしょう。
次の準備は、おそらく4号機になるでしょう。そして、2号機です。
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高放射線量の汚染水フィルターをどうするのか?
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東電の言う”冷温停止状態”とは、格納容器の底部から汚染水を出すことです。汚染水は、アレヴァのシステムを経由して、ポンプで汲み出しており、非常に放射性物質で汚染されているのでフィルター処理がまず必要なのです。さもなくば、ポンプは壊れ、作業員は被曝してしまうからです。ですから、アレヴァの汚染水浄化装置フィルターは非常に高い放射能で汚染されています。非常に高い放射能では、どんなフィルターも、どんな原発でも使用された事が無いのです。この問題に、誰も遭遇したことがないのです。
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以上、抜粋です。

特に懸念されるのは焼却灰から放射性物質が舞い上がり、放射線量が増加していること。
そして、放出された放射性物質が、新たなホットスポットを発生させているということ。

文科省が提示している汚染マップをはじめ、私たちが確認できる汚染マップは、あくまで以降放射能が降下せず、半減期を迎えて減衰することはあっても、増加することについては想定していないのではないでしょうか。

昨今、首都圏各地で報告される高線量のホットスポットは、3月に大量に効果した放射性物質とは別に、焼却灰からの放射性物質の再拡散によってもたらされたものかもしれません。
また、現在ホットスポットとなっていない地域でも、既に汚染された地域からの放射能の拡散により、新たな汚染地域となってしまう可能性はあります。
それは、汚染された瓦礫を受け入れることだけではありません。
『ただちに問題ない』レベルの放射性物質が食物や加工品、工業製品などの形で流通することにより、家庭で消費され、地域の清掃センターに集まります。高濃度の放射性廃棄物となった焼却灰は、そこに新たな汚染地を発生させます。

汚染を拡散させてはなりません。
どこか一箇所に集約され、数万年にわたって封印・管理されなければならないのです。

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