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世田谷区:170μSv/hと110μSv/hの高放射線量を検出

2011-10-29 | 震災・原発 | By: sorakuma


110μSv/hの高放射線量を検出したスーパーに隣接する形で、170μSv/hもの高放射線量が検出されました。
年間に直すと100mSvを超えるほどの高線量となります。

最大毎時170マイクロシーベルト=スーパー敷地の高放射線量-土中調査依頼・東京
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011102900044&g=soc

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東京都世田谷区八幡山のスーパー敷地で高い放射線量が検出された問題で、文部科学省は29日未明、最大で毎時170マイクロシーベルトの放射線量が計測されたと発表した。同省は、土のうを積むなどして周囲の放射線量を下げる措置を取った上で、スーパーの経営者に土中にあるとみられる放射線源の調査を依頼した。近く、調査が行われる。
文科省や区によると、毎時170マイクロシーベルトが計測されたのは、店舗から約60センチ離れた植え込み付近の地表。同じ場所の高さ1メートルの地点でも同4.7マイクロシーベルトを記録した。また、約10メートル離れた店舗の出入り口付近でも、地表面で同110マイクロシーベルト高さ1メートルで同10マイクロシーベルトが測定された。
敷地は、1961年以降駐車場として使われ、2000年に現在の店舗が建てられた。放射線量が高かった2カ所のほか、店舗内の床面でも最大で同2.5マイクロシーベルトと周辺に比べて高い線量の場所が数カ所あるため、文科省は何らかの放射線源が敷地内に埋まっているとみている。
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世田谷の歩道脇で高線量、舗装の下に原因物質か
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111028-OYT1T01113.htm?from=main5

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東京都世田谷区は28日、同区八幡山1の歩道脇の地表部分で毎時約110マイクロ・シーベルトの放射線量が測定されたと発表した。
原因物質は特定できていないが舗装路の下に埋まっている可能性が高いため、東京電力福島第一原子力発電所の事故とは関連が低いとみて慎重に調べている。
区によると、高い放射線量が検出されたのは、スーパー敷地に隣接する歩道脇の地表部分。スーパー敷地内の駐車場でも1地点で30~40マイクロ・シーベルトが検出された。区は念のため歩道の通行を規制しているが、「通過するだけなら健康上の心配はない」としている。
文部科学省は「アスファルトの下の地中から放射線が出ていると見られることから、福島第一原発事故との関係はないだろう」としている。
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文部科学省は調査結果が明らかになる前から『福島第一原発事故との関係はない』と発言していますが、むしろ関係がないほうが不自然です…。

世田谷区長、保坂氏のブログでは、次のように記載されていました。

ふたたび、世田谷区内の高い線量が計測された地点について
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/a338da8e925d241b52165bb53a8f0943

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文部科学省科学技術学術政策局渡辺格(いたる)次長と先刻お話しをしましたが、「高い放射線量」が検出されているのふたつの地点の周辺、近隣を測定したところ区内の平常値と大きな差異がないことから「影響は限定された地点であり、避難などの必要はない」とのことです。
スペクトルメーターで計ったが「核種」を特定できないとのことです。渡辺次長の話では、「波形が取れないことから、原因物は地中ではないかと推測される」とのことです。
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核種が特定できないことから、原因物は地中にあるかもしれないと推測される…
そこから連想される原因の一つには、柏の57.5μSv/hと同様の、雨水による影響がありそうです。

雨水枡や汚水枡が何らかの原因で破損し、雨水に含まれる放射能が土壌をフィルターとして集められた、という可能性です。
柏で57.5μSv/hだった例を考えてみても、世田谷で同様のことが起きないとは限りません。

また、今回の高放射線源が検出されたのはスーパーであるといいます。
各地の物資が集まることは、汚染された物資も同様に集まりやすいことを意味しているる、ということかもしれません。

世田谷で発見されたラジウム瓶の報道を皮切りに、次々と高線量のマイクロホットスポット的な存在が報道されています。

世田谷のラジウム瓶:600μSv/h
柏の側溝の破損:57.5μSv/h
郡山の植込の土:80μSv/h
そして、今回の世田谷のスーパーの170μSv/hと110μSv/h

より高い放射線量が検出される背景には、汚染は収束するどころかむしろ日本中に拡散し、そして各地に集積されている、といった背景があります。
柏の例を見る通り、汚染源の一つに雨水があるならば、放射能雨が降るほとんどのエリアで柏や世田谷に匹敵するような高線量のポイントは今後も見つかるでしょう。
それにしても、それだけの汚染をもたらす雨には、いったいどれだけの放射能が含まれているというのでしょうか。

高放射線源はどこに存在するかわからないし、存在しても見つけることは容易ではありません。
柏や世田谷が汚染されている、というよりは、そこに住む住民の危機レベルが高いため、氷山の一角が明らかになっているといったほうが自然だと考えます。
その他の地域で、『自分たちの地域でなくてよかった』と考える人がいたとすれば、それはおそらく誤りです。汚染のレベルが調査されず、また明るみにでていないだけで、既に深刻なレベルに達している可能性もあるのですから。

仮に『水が汚染されている』のであれば、何度除染しても、雨が降るたびに汚染が元に戻ってしまうことにもなるかもしれません。
福島から200キロ以上離れた世田谷でこの数値を叩き出すのであれば、それより福島などではどれだけの汚染が進んでいるのでしょうか…。

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