sorakuma

そらくま。

Skip to: Content | Sidebar | Footer

グラフの印象操作にご注意を

2011-10-09 | 震災・原発 | By: sorakuma

表は、産経新聞が掲載したものの引用です。
このグラフは1960年代と米ソ中が行った核実験と『同水準』である…ということを錯覚させるためのものです。
グラフは対数グラフなので、1960年代に行われた核実験の数倍~数十倍の大幅に上回る量が放出されていることが読み取れます。

1960年代と同水準、米ソ中が核実験「健康被害なし」 東京の放射性物質降下量
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110428/trd11042823060023-n1.htm

当然この記者は、このグラフが対数グラフであることを理解しており、その目的は、私たち閲覧者が直感的に対数グラフを通常のグラフだとミスリーディングさせることにあります。

Read more »

たばこに含まれている放射能はどれくらいか?

2011-10-09 | 震災・原発 | By: sorakuma

『たばこにはポロニウム210という放射性物質が含まれており、その事実をたばこ会社は把握しつつも、40年にわたって隠蔽されていた』そんなニュースが紹介されていました。

たばこ会社が絶対客に知られたくない真実… 煙草には放射性物質が入っている
http://www.gizmodo.jp/2011/10/the-secret-tobacco-companies-dont-want-you-to-know-theres-radiation-inside-cigarettes.html

* * * *
タバコの放射性物質はポロニウムー210。「アルファ粒子と呼ばれる有害な粒子を放出する」放射性物質です。

この粒子は吸い込むと、タバコから検出される他の発がん性物質と相まって喫煙者の肺に倍のダメージを与える(がんを誘発する)のです。

ABCニュースが報じていたのですが、UCLAの研究員らの調べで、タバコ各社がタバコの中に放射性物質があることを1959年の段階で既に知っていたという事実が明らかになりました(日経サイエンスで翻訳紹介されたスタンフォード院生の2009年の論文の方が発見は先ですが、今回UCLAで未検分の文書27件を調べた結果、隠蔽の事実が具体的に裏付けられた)。
* * * *
ABC Newsの元記事はこちら
Tobacco Companies Knew of Radiation in Cigarettes, Covered It Up
http://abcnews.go.com/Health/tobacco-companies-hid-evidence-radiation-cigarettes-decades/story?id=14635963

たばこにポロニウム210が含まれているとして、それはどれだけの量なのでしょうか?
関連する情報を集めてみました。

Read more »

1日10ベクレルの食事がもたらすもの

2011-10-08 | 震災・原発 | By: sorakuma


放射線衛生研究 放射性セシウムの一回摂取と長期摂取による体内残存量の経時推移 より

私たちが一日に摂取している放射性ベクレルの量はどれくらいでしょうか。
気をつけている人で、一日10ベクレルくらい。特に注意していなければ、一回の食事で100ベクレルを超えてしまうこともあるかもしれません。

1日たった10ベクレルの食事。この図によると、600日ほどで、体内に1400ベクレル。体重が70キロなら20ベクレル/kg
体重が35キロなら40ベクレル/kgになります。

その摂取量が健康に与える影響はいかばかりでしょうか。

Read more »

ドイツZDF:福島原発労働者の実態

2011-10-08 | 震災・原発 | By: sorakuma


Youtubeで、福島原発労働者の実態と題した動画がUPされていました。

日本語訳全文: http://kingo999.blog.fc2.com/blog-entry-336.html

動画の日本語訳全文には、目を疑うような内容が記載されています。

原発労働者が身分を補償されず、安全を補償されず、健康や生命を補償されず、人権そのものを否定されるかのような労働条件で搾取されている実態です。

Read more »

アメリカ政府の退避勧告 福島第一から半径20km圏内に縮小

2011-10-08 | 震災・原発 | By: sorakuma

半径20キロ圏内に縮小=米政府の退避勧告―原発事故
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201110080005.html

アメリカ政府の退避勧告が80kmから20kmに縮小されました。
3月時点の80kmの避難勧告の根拠は、アメリカが同時に行なっていた放射能測定結果に基づいているといいます。

3月にNew York Times誌に掲載されていた放射能の影響について見なおしてみると、80kmは血液などの異常、白血病などの可能性が示唆されています。

The Evacuation Zones Around the Fukushima Daiichi Nuclear Plant
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/16/world/asia/japan-nuclear-evaculation-zone.html?scp=1&sq=estimates%20of%20potential%20exposure&st=cse

半年間かけて80km圏内が20km圏内に…と書くと、原発問題が収束しつつあるかのような印象を与えますが、半年たった今でも、毎時数億ベクレルという単位で放射能が放出されています。
明らかになったのは十分な検査がされていないという実態。農作物はもとより、住人の内部被曝検査すら満足に受けることができません。
プルトニウムやストロンチウムといった危険な放射線の放出の状況も明らかにされているとは言えません。

アメリカが何を持って退避圏内を縮小したのかはわかりませんが、そういった汚染の実態が明らかになるまで、退避勧告の縮小は早計なのではないでしょうか。
あるいは、国民の健康を顧みない日本政府からの要請によるものなのかもしれません。

ドコモだけロック解除? SIMフリーiPhone4S 11月にUSで発売[更新]

2011-10-07 | PC / Mobile | By: sorakuma


11月よりアメリカでSIMフリーのiPhone4Sの販売が開始されるとのことです。

Unlocked iPhone 4S available in November, only works on GSM networks
http://9to5mac.com/2011/10/07/unlocked-iphone-4s-available-in-november-only-works-on-gsm-networks/#more-97622

価格は16GBで649$、32GBで749$、64GBで849$。GSM回線のみという制約があるようです。
2010年にSIMフリーiPhone4が発売された時も同じような価格帯だったので、価格的には予想の範疇です。

SIMフリー版のiPhone4Sを日本で誰よりも待ち望んでいるのは、そう、ドコモのユーザです。
iOS5のベータ版でドコモだけロックされていた…という噂があり、一時は今後のiPhoneの使用は絶望的か…と思われていましたが、
先日リリースされたiOS5のGM seek版では、ドコモだけロックは解除されたという話が出ています。

iOS5 GM seekではdocomoロックが解除された! – Quadrer53’s Room

Read more »

毎日数千ものがん細胞が作られている

2011-10-07 | 震災・原発 | By: sorakuma

『がん細胞は、毎日数百から数千個が新たに生まれている』
医療関係者の間では常識なのかもしれませんが、少なくとも私達が普段意識していることではありません。

がん細胞は毎日作られる

なんとなく追っていた記事の中で特に気になるポイントが2つありました。

* * * *
がん発生の仕組み
 人間の体はおよそ60兆個の細胞でできているといわれています。そして、体内では、毎日膨大な数の細胞が、分裂を繰り返しながら体全体の機能を健康的に維持しています。

そうした分裂のときに、DNAのコピーに、ほんのちょっとしたミスが生じるだけで、正常なはずの細胞が傷ついた状態になってしまうのです。そして、がん化に関連する遺伝子に変化が生じると、時を待たずしてがん細胞に変異するのです。この遺伝子の変化は1回だけではありません。何回も何回も変化し続けて、あげくのはてにがん細胞になるのです。
それが、ひと月に1回分裂するとしたら、約10年で1億個くらいが集まって、ほぼ1センチくらいの大きさのがん細胞になる。これががん発生の仕組みです。
* * * *

* * * *
免疫バランスを保つことが重要
がん細胞は、毎日数百から数千個が新たに生まれているといわれます。

しかし、健康な人の体の中では、大病につながる悪い影響がでる前に免疫細胞がこのがん細胞をやっつけてくれるので、ほとんどの場合、体には異変や支障がでないのです。一個のがん細胞が、分裂し増殖し続けて一センチの大きさになるまでには約10年はかかるといいましたが、ここまでの大きさになる前に、ほとんどの場合は免疫細胞に破壊されてしまうと考えられています。

しかし、この期間中に、体力がかなり落ちていたり、さまざまな理由によって免疫細胞の攻撃力が弱まっていると、がん細胞が大きくなることを体が許してしまいます。つまり、免疫力の健全なバランスが崩れたときに、がん細胞は増殖し、急激に大きくなるというわけです。このことから、逆の言い方をすると、体の免疫バランスをつねに保つようにすれば、がん細胞は増えにくいうことです。
* * * *

がん細胞の発生。それから免疫力の低下。そのどちらもが放射能の被曝を原因として引き起こされるものだからです。

Read more »

保育園児に配られたという積算線量計

2011-10-07 | 震災・原発 | By: sorakuma

3ヶ月間使い切りの積算の線量計。
群馬県桐生市の保育園でこんなものが園児に配られたという話があるようです。

https://twitter.com/#!/view_point1973/status/121788223222587392

保育園児が3ヶ月間で50ミリも浴びたら、ただではすまないでしょう。
しかもそれ以前を測ることができないという仕様です。

これ、μ(マイクロ)とm(ミリ)を間違ったんだよね?
それともこういうつもりなんでしょうか。『線量計が反応を示していないから問題ない』とか。